NY株(米国主要株式市場)見通しとニュース :エヌビディアがアップル、マイクロソフトを抜き時価総額世界一に(2024年6月19日)

マーケットレポート

昨日(2024年6月18日)の米国主要3指数振り返り

  • 終値:
    US30(米国ウォールストリート株価指数30):38870.0(+60.0)<+0.15%>
    US100(米国100株価指数):19956.5(+47.7)<+0.24%>
    US500(米国500株価指数):5503.6(+21.4)<+0.39%>

※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。

6月18日の米国株主要3指数は、それぞれが小幅な上昇となりました。

この日に発表された5月の小売売上高は、前月比0.1%増と市場予想を下回り、なおかつ4月分も下方修正されています。
これにより利下げ期待が強まり、一時US30は上昇するものの、買いが一巡したあとは低迷し、方向感に乏しい値動きが続きました。

エヌビディア / NVIDIA Corporationは上昇して最高値を更新し、時価総額がマイクロソフト / Microsoft Corporationやアップル / Apple Inc.を抜いて世界1位になりました。

他の半導体銘柄も買われ、クアルコム / Qualcomm Incorporated、アーム・ホールディングス / Arm Holdings plc、マイクロン・テクノロジー / Micron Technology, Inc.は、2.1%~8.7%上昇。
マイクロン・テクノロジー / Micron Technology, Inc.は、最高値を更新しています。

本日は奴隷解放記念日(ジューンティーンス)の祝日で、米国市場は休場となります。

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年6月19日)のチャートテクニカル分析

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年6月19日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年6月19日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

前日の日足は、上ヒゲを伸ばしながらも陽線で引け、ローソク足の実体は平均足をほぼ完全に上回りました。
平均足は終値ベースでは陰連していますが、実体がほぼなく上ヒゲが長いため、トレンド転換の最中であることを示唆しています。
画面外下方にある200日移動平均線は右肩上がりです。

<1時間足チャート分析>

長期サポートラインを底とする反転上昇が始まっており、中期レジスタンスラインを上に抜けたあと上昇の勢いが増しました。
いったん中期レジスタンスラインをつけて反落し、ローソク足が平均足を割り込んだ位置に中期サポートラインを形成しています。
そこからさらに上昇して、ローソク足は平均足を上回りました。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

【US100(米国100株価指数)】本日(2024年6月19日)のチャートテクニカル分析

【US100(米国100株価指数)】本日(2024年6月19日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年6月19日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

前日の日足は、上ヒゲの先端が最高値まで達する短い陽線で引けました。
ローソク足は平均足より高い位置にあり、平均足は陽連中で実体が長く、下ヒゲが見えない上昇の勢いが強い形です。
ただしローソク足と平均足に乖離があるため、一時的に押し目をつける展開も想定され、その際はフィボナッチが目安になる可能性も考えられます。

<1時間足チャート分析>

中期レジスタンスライン、サポートラインに挟まれた価格帯でのレンジ相場は、続伸することで解消されました。
ローソク足が平均足を上回って大きく上昇し、中期レジスタンスラインをつけてもみ合いに移行しています。
一時ローソク足が平均足を割り込んだ位置に中期サポートラインを形成したのち、もう一度上昇して引けました。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

【US500(米国500株価指数)】本日(2024年6月19日)のチャートテクニカル分析

【US500(米国500株価指数)】本日(2024年6月19日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年6月19日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

前日の日足は、最高値を更新する陽線が立ちました。
ローソク足は平均足に先行する形で上昇を続けており、平均足は一時期に比べて再び上向きの角度がつき始め、実体も長くなっています。
画面には見えていませんが、200日移動平均線も右肩上がりでローソク足より安い位置にあるため、大局は上昇トレンドと考えられます。

<1時間足チャート分析>

ローソク足と平均足が何度も交差するもみ合いの展開から続伸して、長期レジスタンスラインを上に抜けました。
この上昇は中期レジスタンスラインをつけて反落しましたが、中期サポートラインで反発しもう一度上昇に転じています。
最終的にローソク足が平均足を上抜き、中期レジスタンスラインも突破しました。

US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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本日(2024年6月19日)の主な米国経済指標

19日(水)23:00(米国)6月NAHB住宅市場指数

本日発表予定の経済指標はこちら

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OANDA Lab編集部

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