ユーロ/円見通し(為替/FX ニュース):ユーロ円は円安で169円台半ば|円は主要通貨に対して全面安(2024年6月6日)

FXレポート

昨日(2024年6月5日)のユーロ円動向振り返り

ユーロ円は大幅な円安。

日中のユーロ円は円安が大きく進みました。
円は主要通貨に対して全面安の状況で、ユーロ円もこの流れに沿っています。
円安の動きは夕刻に止まり、未明にかけてレンジ相場で取引されました。

なお、独仏ユーロ圏でPMI(サービス部門購買担当者景気指数)が発表され、強弱まちまちの結果でした。
また、ユーロ圏でPPI(卸売物価指数)が公表され、市場予想よりも物価の下落幅が大きいことが示されています。

本日(2024年6月6日)のユーロ円チャートテクニカル分析

本日(2024年6月6日)のユーロ円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年6月6日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、166円台半ばから168円台後半にかけて、買い注文が厚いです。
現在値よりも円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
また、170円台前半にも、厚い買い注文があります。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。

その一方、169円台前半から171円台半ばにかけて、厚い売り注文があります。
現在値を含む範囲であり、売り圧力の強さがわかります。
その中でも、169円台半ばの売り注文が厚いです。
サポートライン付近に位置しており、これを狙った注文だと考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年6月6日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのは、ドル円、ポンド円そして豪ドル円です。
ポンドドルとも弱い相関関係でした。
その一方、逆相関関係だったのはユーロドル、弱い逆相関関係だったのは豪ドル米ドルです。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年6月6日7時のもの)

直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨は円です。
円はマイナス幅を大きく広げ、夕刻に横ばいに転じました。
ユーロはプラス圏で緩やかに取引され、この傾向は未明まで継続しました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2024年6月6日)の主な経済指標

21:15(ユーロ)ECB政策金利
21:30(米国)非農業部門労働生産性指数
21:45(ユーロ)ラガルドECB総裁定例記者会見

本日発表予定の経済指標はこちら

またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート

OANDA CFD
Twitter Youtube

Published by
OANDA Lab編集部

OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会 / 日本投資者保護基金
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。

この記事をシェアする
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » ユーロ/円見通し(為替/FX ニュース):ユーロ円は円安で169円台半ば|円は主要通貨に対して全面安(2024年6月6日)