先週金曜日(2024年4月19日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):37990.5(+204.5)<+0.54%>
US100(米国100株価指数):17052.5(-343.7)<-1.98%>
US500(米国500株価指数):4970.6(-43.4)<-0.87%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
4月19日の米国株主要3指数は、それぞれ違う動きとなりました。
US30は反発上昇したものの、US100とUS500は大きく下落しました。
特にUS100は2%に近い激しい下落率です。
この日はエヌビディア / NVIDIA Corporationなどのハイテク株が売り込まれましたが、金融やヘルスケアの株が買われ、US30が上昇する要因となりました。
ネットフリックス / Netflix, Inc.は、第1四半期決算で新規会員数は市場の予想を上回ったものの、第2四半期の売上見通しが市場予想を下回ることで9.0%下落しました。
この下げが、US100とUS500を押し下げたと考えられます。
フェドウォッチによれば、6月のFOMCで0.25%ポイントの利下げになる確率は、先週金曜日の時点で約19%と、1か月前の約56%から大幅に低下しています。
今週はGDP速報値、個人消費支出(PCE)物価指数などが発表されます。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年4月22日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年4月22日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
先週金曜日の日足は、大きく下落して安値を更新してから、長い下ヒゲを伸ばして反発する陽線で引けました。
平均足は陰連中で実体が長く、上ヒゲが見えない売り圧力が強い形状になっています。
ローソク足と平均足の位置関係を含め、目先は下降トレンドの可能性が高く、平均足がレジスタンスの役割を果たすケースも考えられます。
<1時間足チャート分析>
長期サポートラインに支えられて何度か反発する展開が続いていましたが、急激な下落でこのラインを割り込みました。
しかし割り込んだ先で中期サポートラインを形成しながら反発し、長期サポートラインより高い位置での価格推移に回帰しています。
この反発にともなって、平均足は陽転しました。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2024年4月22日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年4月22日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
先週金曜日の日足は、ほとんど戻らずまっすぐ下がる陰線が立ち3陰連、直近安値を大きく更新しました。
平均足は段階的に実体が長く、上ヒゲが短くなっており、売り圧力が増していることを示唆しています。
200日移動平均線は右肩上がりであるものの、この水準がターゲットになる可能性も考えられます。
<1時間足チャート分析>
長期サポートラインを割り込んでからは、高値、安値をどちらも切り下げる値動きが続いています。
時折ローソク足が平均足を上回るものの、すぐに反落して平均足>ローソク足の位置関係に戻っています。
目先では平均足より上で中期のレジスタンスラインをつけるものの下落し、中期サポートライン付近まで下げています。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2024年4月22日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年4月22日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足が平均足を割り込み、平均足が陰転してからは、速いペースで下落が続いています。
先週金曜日も陰線となり、6陰連となりました。
平均足も実体が長く、ほぼ上ヒゲが見えない下降圧力が強い形状です。
一時的に戻り目となり、平均足に頭を押さえられる展開も想定されます。
<1時間足チャート分析>
長期のサポートライン、レジスタンスラインに挟まれたレンジを下抜けしてからは、高値と安値を切り下げながら下落する展開が継続しています。
直近は陰連中の平均足に沿って下落し、安値圏で中期サポートラインを形成して反発しました。
このまま続落する場合、このラインを割っていけるかがポイントになりそうです。
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テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
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本日(2024年4月22日)の主な米国経済指標
特になし
CFTC投機筋の株価指数・商品・債券ポジション推移チャート
(画像は2024年4月22日8時40分のもの)
S&P500(E-mini)/S&P500の直近1年間のポジション推移です。
買い(Long)は増加、売り(Short)が減少することで、昨年10月以来の買い越しに転じました。
Open Interest(総取組高)は、前週と大きく変わりませんでした。
CFTC投機筋の株価指数・商品・債券ポジション推移チャートはこちら
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OANDA Lab編集部
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