ドル/円見通し(為替/FX ニュース ):ドル円は円高で151円台前半|未明に急落模様(2024年4月5日)

FXレポート

昨日(2024年4月4日)のドル円動向振り返り

ドル円は未明に円高。

朝から深夜にかけて、ドル円は穏やかに推移しました。
夜に米国で前週分新規失業保険申請件数が発表され、市場予想比で悪化しました。
この時間帯の米10年債利回りは低下しており、ドル円は円高で取引されています。

未明には米株が大きく下落し、米10年債利回りも下げ幅を広げました。
ドル円は急落模様で売られ、3月後半以来のレンジ相場下限に到達する展開です。

なお、カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁が発言し、年内に利下げしない可能性について報道されています。

本日(2024年4月5日)のドル円チャートテクニカル分析

本日(2024年4月5日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2024年4月5日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、150円付近から150円台後半にかけて、買い注文が厚いです。
現在値よりも円高の範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
また、152円付近の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。

その一方、151円付近に、特に厚い売り注文があります。
サポートライン付近に位置しており、これに着目した注文の模様です。
また、151円台後半の売り注文も厚いです。
この周辺にはレジスタンスラインがあり、これが意識されていると考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2024年4月5日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円とポンド円です。
また、相関関係だったのは豪ドル円とポンドドルで、弱い相関関係だったのはユーロドルと豪ドル米ドルです。
その一方、逆相関の関係だった通貨ペアはありませんでした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2024年4月5日7時のもの)

直近で最も強い通貨は豪ドル、最も弱い通貨はカナダドルです。
円は緩やかにマイナス幅を広げた後、未明にプラスに転じました。
ドルは徐々にマイナス幅を拡大し、夜以降にやや戻す展開でした。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2024年4月5日)の主な経済指標

21:30(カナダ)3月失業率
21:30(米国)3月 非農業部門雇用者数
21:30(米国)3月 失業率
21:30(米国)3月 平均時給

本日発表予定の経済指標はこちら

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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