先週金曜日(2024年3月15日)の米国主要3指数振り返り
- 終値:
US30(米国ウォールストリート株価指数30):38746.0(-210.5)<-0.54%>
US100(米国100株価指数):17844.4(-198.4)<-1.10%>
US500(米国500株価指数):5127.4(-35.4)<-0.69%>
※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。
3月15日の米国株主要3指数は、揃って続落する展開でした。
最近の経済指標がインフレの根強さを示す結果となり、FRBによる金融引き締めがまだしばらく続くとの見通しから長期金利が4.3%台に上昇。
これが株安の要因となり、ハイテク銘柄が売り込まれて下げ相場を作りました。
また、先週金曜日は株式先物取引、株価指数オプション取引、個別株オプション取引の取引期限満了日が重なるトリプルウィッチングで、出来高、ボラティリティが高まりました。
US500の参照先であるS&P500の主要な11セクターでは、マイクロソフト / Microsoft Corporationが2.1%下落するなど、情報技術の1.3%安が目立ちました。
ボーイング / The Boeing Companyは、フィッチ・レーティングスに格付の見通しを引き下げられたものの、最近の売り先行から買い戻されて0.8%上昇しています。
アドビ / Adobe Inc.は、慎重な業績見通しを発表して13.7%急落しました。
AI関連の半導体で圧倒的なシェアを誇るエヌビディア / NVIDIA Corporationは、今日から開催する年次開発者会議が注目されています。
【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日(2024年3月18日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年3月18日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
先週金曜日の日足は、高値圏から続落する陰線となりました。
ダブルトップが形成されつつあり、ネックラインにあたる水準に差し掛かった際の値動きに注目が集まります。
ローソク足の終値は平均足の実体を下回り、平均足は久しぶりに陰転しました。
ただし200日移動平均線は右肩上がりを保っています。
<1時間足チャート分析>
高値圏でダブルトップを形成し、長期レジスタンスラインを割りこんで下落の勢いが加速しました。
中期サポートラインを形成してから一時反発し、ローソク足は平均足を上に抜けるも、続落しています。
この下落で中期サポートラインを一時的に割り込んでいます。
US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら
【US100(米国100株価指数)】本日(2024年3月18日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年3月18日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
先週金曜日の日足は長い陰線が立ち、ローソク足の先端は平均足を下に抜けました。
平均足はまだ陽連中ですが、実体が短く、下ヒゲが長いため、上昇の勢いは弱まっていると考えられます。
この下落でフィボナッチの50.0%も割り込んでおり、61.8%が押し目になるかに注目です。
<1時間足チャート分析>
長期のレジスタンスラインを頂点に高値、安値ともに切り下げる下降トレンドが発生しています。
ローソク足は一時的に平均足を上回り、平均足も陽転するものの、すぐに反落することで平均足は陰線に戻っています。
直近の下落で長期サポートラインを割り込んでいるため、この水準のサポレジ転換も考えられます。
US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら
【US500(米国500株価指数)】本日(2024年3月18日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2024年3月18日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線(期間200)」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
先週金曜日の日足は続落して、2本連続となる陰線で引けました。
ローソク足の終値は平均足と重複する位置にあります。
平均足はずっと陽連しており、上昇するローソク足を支えるような位置関係で推移しています。
これまでのように、平均足がサポートして反発するかがポイントになりそうです。
<1時間足チャート分析>
長期のレジスタンスラインを天井に、高値、安値がどちらも切り下がる下降トレンドに転じています。
その間、ローソク足が平均足を上に抜けたこともありましたが、結局は下降の流れに回帰しています。
目先は中期サポートラインを形成して、平均足付近まで戻っているため、続落するかに注目が集まります。
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テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
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本日(2024年3月18日)の主な米国経済指標
18日(月)23:00(米国)3月NAHB住宅市場指数
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OANDA Lab編集部
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