日本7-9月GDP(国内総生産・改定値):市場予想と結果
前期比
前回(速報値) | 市場予想 | 結果 | |
---|---|---|---|
GDP(実質国内総生産) | -0.5% | -0.5% | -0.7% |
前期比年率
前回(速報値) | 市場予想 | 結果 | |
---|---|---|---|
GDP(実質国内総生産) | -2.1% | -2.0% | -2.9% |
日本の2023年7-9月期GDP(実質国内総生産、改定値)は、前期比で0.7%減少しました。
これは市場予想の-0.5%よりも小さい数字です。
また、前期比年率は2.9%の低下で、こちらも市場予想の-2.0%と比べて減速しています。
日本7-9月期GDP(改定値)の品目別データ
内訳別に見ると、民間需要は-0.9%(速報値は-0.6%)、公的需要は0.1%(速報値は0.2%)であり、官民そろって速報値よりも減速していることがわかります。
民間部門では、民間最終消費支出は-0.2%で速報値-0.0%と比べて減速し、民間住宅も-0.5%(速報値は-0.1%)で数字を落としています。
その一方、民間企業設備は-0.4%(速報値は-0.6%)で、マイナスながらも速報値から改善しています。
公的需要では、政府最終消費支出は0.3%で速報値と変わらず、公的固定資本形成は-0.8%で速報値の-0.5%よりもマイナス幅を広げました。
日本7-9月期GDP発表前後のドル円相場
(赤矢印部分で指標発表)
ドル円を5分足チャートで見ると、午前8時ごろに円高方向にやや大きめに動いたものの、GDP発表前はおおむね横ばいだったことがわかります。
GDPが発表されると、直後にやや円安に進んだものの、すぐに発表前の水準に戻してレンジ相場が継続しています。
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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