ドル/円見通し(為替/FX ニュース ):ドル円は円高で148円台前半|先週の円高トレンドが継続(2023年11月21日)

FXレポート

昨日(2023年11月20日)のドル円動向振り返り

ドル円は円高が継続。

朝から夕刻にかけて日米で重要な経済指標発表や要人発言が乏しく、相場は先週の円高トレンドが続きました。
円高の要因として、米10年債利回りが下落気味に推移する場面があったことや、日経平均株価が軟調だったことが伝えられています。

なお、深夜に米景気先行指標総合指数が発表され、未明にはバーキン米リッチモンド連銀総裁がインフレ等について発言しました。
しかし、市場は大きな反応を示していません。

本日(2023年11月21日)のドル円チャートテクニカル分析

本日(2023年11月21日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2023年11月21日7時のもの。「Orderbook3」を表示)

「オーダーブック」を見ると、147円台半ばに特に厚い買い注文を確認できます。
現在値よりも円高の位置で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
また、148円台後半にも、特に厚い買い注文があります。
現在値よりも円安に位置しており、反発を想定した注文の可能性があります。

その一方、148円付近から148円台前半にかけて、特に厚い売り注文があります。
直近のサポートライン付近に位置しており、引き続き円高が進むと想定した注文の可能性があります。
また、149円台半ばから152円付近にかけて、厚い売り注文があります。
円安の広い範囲で発注されており、売り圧力の強さがわかります。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「Orderbook3」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2023年11月21日7時のもの)

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのは、ユーロ円、ポンド円そして豪ドル円です。
その一方、強い逆相関関係だったのは、ユーロドル、ポンドドルそして豪ドル米ドルです。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2023年11月21日7時のもの)

直近で最も強い通貨は円、最も弱い通貨はカナダドルです。
円は一時的にマイナスに沈む場面があったものの、夜にかけてプラス幅を拡大し、その後は安定的に推移しました。
ドルは夕刻にかけてマイナス幅を拡大すると、その後は横ばいの動きでした。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日(2023年11月21日)の主な経済指標

22:30 10月消費者物価指数(CPI)
25:00 ラガルドECB総裁 発言
28:00 米FOMC議事要旨

本日発表予定の経済指標はこちら

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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