昨日（2023年10月23日）の米国主要3指数振り返り

• 終値：
  US30（米国ウォールストリート株価指数30）：32996.0（-89.5）＜-0.27%＞
  US100（米国100株価指数）：14658.8（+104.2）＜+0.72%＞
  US500（米国500株価指数）：4229.1（+7.1）＜+0.17%＞

※OANDAが提供するダウ工業株30種平均指数を参照にしたCFD「US30」の終値
※OANDA証券が提供するS&P500を参照にしたCFD「US500」の終値
※OANDAが提供するNASDAQ100指数を参照にしたCFD「US100」の終値
※終値はNY時間17時時点のMidです。

10月23日の米国株主要3指数は、US100は反転上昇、US30は下落、US500はほぼ同水準と、まちまちの展開でした。

米国経済が堅調で金融引き締めが長引くとの観測から、10年債利回りは一時5.0％台に上昇しています。
US30が参照しているダウ平均は、寄り付きと同時に売りが先行しました。
米石油大手ヘス / Hess Corporationを買収したシェブロン / Chevron Corporationは、3.7％下降しています。

また、半導体大手のエヌビディア / NVIDIA Corporationが、Windowsの半導体設計に着手したニュースが流れるとインテル / Intel Corporationは急落し、これもまたUS30が下げる要因となりました。

US500が参照するS＆P500を構成する銘柄の約3分の1が、今週に決算を発表します。

投資家の注目は、マグニフィセント・セブンと呼ばれる超大型銘柄の決算です。
GAFAM（アップル / Apple Inc.、マイクロソフト / Microsoft Corporation、アルファベットA / Alphabet Inc. A、アマゾン・ドット・コム / Amazon.com, Inc.、メタ・プラットフォームズ / Meta Platforms, Inc.）にテスラ / Tesla, Inc.とエヌビディア / NVIDIA Corporationを加えた7社のことで、予想から上振れがあるかに関心が集まっています。

なお今週には、10月26日に第3四半期のGDP、10月27日には個人消費支出（PCE）が発表されます。

【US30(米国ウォールストリート株価指数30)】本日（2023年10月24日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2023年10月24日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

US30の前日日足は続落し、5営業日連続の陰線となりましたが、直近の安値付近で反発して下ヒゲを伸ばしています。
終値ベースで平均足は陰線に転換したものの、実体は短いです。
ローソク足が平均足より安い価格帯にあり、下降トレンドの初期段階である可能性があります。

＜1時間足チャート分析＞

平均足がずっと陰線をキープしており、長期的な下降トレンドが続いています。
直近はローソク足が一時的に平均足より上に出たものの、すぐに反転して平均足より下で引けています。
このまま下がっていく場合、すぐ下にある中期のサポートラインを割り込んでいくかがポイントになりそうです。

US30(米国ウォールストリート株価指数30)のリアルタイムレートはこちら

【US100(米国100株価指数)】本日（2023年10月24日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2023年10月24日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

ローソク足は、上下に長いヒゲが伸びる陽線となり、陰線の連続出現は4営業日でストップしました。
前日のこの値動きで、平均足は終値ベースで陰転となっていますが、実体は極端に短いです。
前日の下降は直近の安値付近で反発しているため、再度この水準を試すかに注目が集まります。

＜1時間足チャート分析＞

長期のサポートラインを一時的に割り込むものの、中期のサポートラインを形成しながら反発し、平均足を上に抜ける上昇が発生しました。
この値動きに伴って平均足も陽線転換、中期のレジスタンスライン手前で下降に転じて平均足付近まで戻り、1日の値動きを終えています。

US100(米国100株価指数)のリアルタイムレートはこちら

【US500(米国500株価指数)】本日（2023年10月24日）のチャートテクニカル分析

（チャートは2023年10月24日7時のもの）

左：日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」「単純移動平均線（期間200）」を表示
右：1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

＜日足チャート分析＞

前日の日足は、上下にヒゲが長く伸び、実体が短いコマ足で引けました。
5営業日連続で陰線となり、200日移動平均線より下での値動きに移行しています。
平均足は陰線転換しており、ローソク足がその下での値動きとなっていることから、大局は下降トレンドへ転換した可能性があります。

＜1時間足チャート分析＞

一貫した下降トレンドが続いていましたが、中期のサポートラインを形成しながら反転上昇し、平均足を上抜けしました。
この値動きに伴って、平均足も陽線転換しています。
それから逆V字に反転して短期のレジスタンスラインを形成しながら、平均足付近まで戻って前日の取引時間を終了しています。

US500(米国500株価指数)のリアルタイムレートはこちら

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
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本日（2023年10月24日）の主な米国経済指標

10月24日（火）22:45（米国）10月サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
10月24日（火）22:45（米国）10月総合購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
10月24日（火）22:45（米国）10月製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
10月24日（火）23:00（米国）10月リッチモンド連銀製造業指数

本日発表予定の経済指標はこちら

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