日本株価指数225見通し(日本株式市場ニュース):JP225は反落するも、円安傾向が継続していることはプラス材料(2023年9月21日)

マーケットレポート

昨日(2023年9月20日)の日本株価指数225振り返り

  • 終値:32633.9(-288.1)<-0.88%>

※OANDA証券が提供する日経平均株価を参照にしたCFD「JP225」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

9月20日のJP225は反落。
288円ほど下落しました。
日本株は陸運業が主に買われ、鉱業、石油・石炭製品、電気・ガス業、その他製品が主に売られました。
FOMCの開催もあり、手仕舞いの売りが優勢となったようです。
また、米国株が下落したことによる投資家心理の悪化も下落を後押ししたと考えられます。
一方で円安傾向が強まっており、米ドル/円は9月21日8時現在、148円台で推移しています。
円安傾向が続いていることは輸出企業を中心に、日本株への追い風となりそうです。
なお、本日から明日にかけて日銀の金融政策決定会合が開催されます。
日本の金融政策変更の有無が市場参加者から注目を集めており、日本株は動きづらい展開になりそうです。

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年9月21日)のチャートテクニカル分析

【JP225(日本株価指数225)】本日(2023年9月21日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2023年9月21日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

昨日は大陰線となり、平均足の水準まで下落しました。
2営業日連続で十字線をつけ、売り方と買い方が拮抗していた状況から、売り方が優勢になった格好です。
一方で、平均足は陽連し、上ヒゲを出していることから、大局は買い優勢が続いています。
目先は、このまま平均足を下抜けるか、それとも反発するかに注目です。

<1時間足チャート分析>

安値を切り下げる動きの中、反発して平均足を上抜いたものの、すぐに反落。
大陰線を連続させ、直近安値を更新しました。
平均足は陽線から陰線に転換する兆しを見せており、大きく下にローソク足が位置していることから、売り優勢を示しています。
ここから下落を続ける場合は、下にある中期と長期のサポートラインが目安になりそうです。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

株価指数変化率チャート(長期)

株価指数変化率チャート(長期)
(画像は2023年9月21日8時のもの)

JP225と、主要米国株価指数であるUS30、US500、US100の比較率チャートです。
9月20日時点ではJP225、US100、US500、US30の全てが下落しています。
FOMCを控え、いったん手仕舞いするための売りが多くなったことが影響していると考えられます。

株価指数変化率チャートはこちら

またJP225(日本株価指数225)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>JP225(日本株価指数225)リアルタイムレート

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