東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下落幅拡大

市場概況
 14日の東京外国為替市場でドル円は下落幅を拡大。12時時点では137.62円とニューヨーク市場の終値(138.05円)と比べて43銭程度のドル安水準だった。日銀の金融緩和修正観測から新発10年物国債利回りが0.485%まで上昇した半面、時間外で米長期金利が上昇幅を縮めたことで一時137.25円と5月17日以来の水準まで円買い・ドル売りが進んだ。売り一服感も出てきたが戻りは137.67円前後と反発力は限定的。

 ユーロ円は軟調。12時時点では154.63円とニューヨーク市場の終値(154.99円)と比べ36銭程度のユーロ安水準だった。ユーロ円は一時154.18円まで下落。ドル円の下落にともなう円買いが後押しとなった。その後はドル円の売り一服とユーロドルのじり高もあって154.70円付近へ戻した。カナダドル円が104.73円まで下落するなど他通貨もクロス円で総じて下振れが先行した。

 ユーロドルはじり高。12時時点では1.1235ドルとニューヨーク市場の終値(1.1226ドル)と比べて0.0009ドル程度のユーロ高水準だった。米10年債利回りが上昇幅を縮小するなか対円でのドル軟化も支援となり1.1238ドルまで小高く推移した。

本日こまでの参考レンジ
ドル円:137.25円 - 138.11円
ユーロドル:1.1214ドル - 1.1238ドル
ユーロ円:154.18円 - 155.02円

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