【誰でも分かる】OANDAオープンオーダーの見方、使い方
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オープンオーダーはあなたのFXの勝率を高めるのに役立つ情報です。
できるだけ平易な言葉を使い、丁寧に順序立てて説明していますので、
少し長い文章ですが、是非最後までお読みになりトレードに役立てて下さい。
※この記事はオープンオーダーの説明です。
※オープンポジションの分かりやすい説明はこちらから御覧ください。
オープンオーダーって何?
オープンオーダーとは、
・世界中にいるOANDAのお客様が、
・この値段になったら買いたい、売りたいという
・注文の量を
・グラフ化したもの
です。
このようにグラフ表示がされます。
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よく分からないですよね?
大丈夫です、読むのを諦めないで下さい。
1つずつ噛み砕いて説明します。
あなたが損をした時、海の向こうでは誰かが得している
まず「世界中にいるOANDAのお客様が」についてです。
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トレード時はあまり意識しませんが、FXは日本人だけでなく、アメリカ人、イギリス人、中国人、など
世界中の人々が参加をしています。
あなたが損切りをした時、海の向こうでアメリカ人が利食いをする、といったことが実際に起きています。
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更に為替市場はニューヨーク、ロンドンを初めとする欧米市場を中心に回っているので、
日本人の売買動向を見るだけでは不十分、日本市場だけを見ていては到底勝率を上げることはできません。
OANDAは世界各国に拠点を持つFXブローカーで、世界中のお客様が利用しています。
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日本だけでなく、世界中のFXプレーヤーからONADAに注文が出されるので、
OANDAオープンオーダーでは、世界中のプレーヤー動向を見ることができるのです。
これが「世界中にいるOANDAのお客様が」の意味です。
オープンオーダーのグラフに現れるもの
次にこの3つを説明します。
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先程お見せしたオープンオーダーのグラフには5つの情報が盛り込まれています。
①指値売り
②逆指値買い
③逆指値売り
④指値買い
⑤今の為替レート
これら5つの情報が、グラフの上で、以下のように配置されています。
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いっきに分かりづらい内容になりましたよね?
大丈夫です!!
もう少し読み進めれば、必ず理解できます。
どのような取引がこのグラフに反映されるか、具体的な取引を見てみましょう。
専門用語が出てきましたが、もう少し頑張って読んでみて下さいね。
登場人物は彼ら、彼女たちです。
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①指値売りのグラフ(左上部分)に表示される人たち
アメリカ人のトレーダー、マイケルさん。
過去に1ドル100円でドルを買いました。
現在101円になっており得しています。
マイケルさんは102円になったら利益を確定するため、ドルを「売りたいなぁ」と思っています。
そこでマイケルさんは「102円になったらドルを売る」という指値売り注文をOANDAに出しました。
この注文は、オープンオーダーのグラフ左上、オレンジ部分に表示されます。
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②逆指値買いのグラフ(右上部分)に表示される人たち
中国人のトレーダー、春麗さん。趣味は二胡。
過去に1ドル100円でドルを売っていました。
現在101円になっており損しています。
春麗さんは102円になったら、これ以上損が拡大すると怖いので、
損をレート102円の時に確定させるため、ドルを「買いたいなぁ」と思っています。
そこで春麗さんは「102円になったらドルを買う」という逆指値買い注文をOANDAに出しました。
この注文は、オープンオーダーのグラフ右上、ブルー部分に表示されます。
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③逆指値売りグラフ(左下部分)に表示される人たち
インド人のトレーダー、クマールさん。カレー大好き。
過去に1ドル102円でドルを買っていました。
現在101円になっており損しています。
クマールさんは100円になったら、これ以上損が拡大すると怖いので、
損をレート100円の時に確定するため、ドルを「売りたいなぁ」と思っています。
そこでクマールさんは「100円になったらドルを売る」という逆指値売り注文をOANDAに出しました。
この注文は、オープンオーダーのグラフ左下、ブルー部分に表示されます。
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④指値買いグラフ(右下部分)に表示される人たち
日本人トレーダーの山田さん。メガネっ娘。
過去に1ドル102円でドルを売っていました。
現在101円になっており得しています。
山田さんは100円になったら利益を確定するため、ドルを「買いたいなぁ」と思っています。
そこで山田さんは「100円になったらドルを買う」という指値買い注文をOANDAに出しました。
この注文は、オープンオーダーのグラフ右下、オレンジ部分に表示されます。
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それぞれの人たちの状況をまとめると・・・・
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各エリアのいる人たちが、どんな人たちかまとめるとこのようになります。
さて、ここまでがOANDAオープンオーダーの見方です。
どうですか?少しイメージ湧きましたか?
ここからは、オープンオーダーをどう使って、FXの勝率を高めるのかを説明します。
その前に、少しコーヒーブレイクをどうぞ。
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どう使って勝率を上げるのか?
イメージが湧きやすいように、ある日のサラリーマン投資家、一郎さんの考えた戦略を見てみましょう。
※分かりやすく説明するため、極端にシンプルな仮定トレードを使っています。
①この日、ドル円は102円から始まり下落傾向
一郎さんはオープンオーダーを確認。
グラフ右下、指値買いの100円に買いが多くあることに気づきました。
そして彼は考えたのです。
②買いが多くあるということは、値段は下がっても100円まで。100円から値上がりに反転するのでは?
もし予想通り100円周辺で上昇に向かったら、買いだ!
③もし更に上がった所で売り抜けたら、明日の飲み会代、浮いちゃうなぁ!
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別の例を見てみましょう。
ママ投資家のミドリさんの考えた戦略です。
①この日、ドル円は100円から始まり上昇傾向
ミドリさんはオープンオーダーを確認。
グラフ右上、逆指値買いの101円前半あたりに、買いが多くあることに気づきました。
そして彼女は考えたのです。
②あそこには損を確定させたい買いが集まってる。
損を受け入れる人たちの注文を乗り越えて、まだ値段が上がるなら、大きな値上がりパワーだわ。もっと値上がりするかも!
③もっと上がった所で売り抜けられたら、今日のおかず一品増やせちゃう!
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どうでしょうか?使い方のイメージ、持って頂けたでしょうか?
世界の投資家たちが、どのような状態にあるか一目瞭然なので、
どのタイミングで売り買いするのか予測をたてやすい、と思いませんか?
画面を行ったり来たりするのが・・・
オープンオーダーは誰でも、無料で見られる情報です。
ここからパソコンで、スマホでも見られます。
しかし、既にお使いのトレーダーの方からよく聞かれるのが、
オープンオーダーの画面と取引画面を何度も切り替えるのが面倒
というお声です。
取引画面にあるチャートはずっと動いていますし、オープンオーダー情報も約20分に1回更新されます。
そのため、オープンオーダーの情報をもとに取引しようと思うと、
パソコンの画面を何度も何度も切り替える必要があり、面倒に感じられます。
それに、これでは貴重な取引のタイミングを逃してしまうかもしれません。
OANDAはオープンオーダー情報とチャートの動きを1つの画面で確認できるツールを開発。
MT4という世界で最も使われる取引プラットフォームで、このオープンオーダーの情報をチャートに重ねて確認できます。
実際の画面↓
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こちらからOANDAの口座を開設。
また2018年10月15日にオーダブックインジケーターがアップグレード。
これまでとの違いや、入手方法は下記バナーより御覧ください。
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この記事を読んで、オープンオーダーをトレードに活かしたいと思って頂けたら嬉しいです。
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