プロサイクリスト與那嶺恵理選手が語る「チームで戦い チームで勝つ 難しさ」

プロサイクリスト與那嶺恵理選手が語る「チームで戦い チームで勝つ 難しさ」
トレーダーの皆様、こんにちは!
OANDA JAPAN プロ契約ロードレーサーの與那嶺恵理です。

来週末に迫った世界選手権に向け、元気に高地合宿中です!

さて先日、私はフランスで7日間のステージレースを終えました。
エースが総合2位。山岳賞も2位。私は敢闘賞を得ることが出来ました。
しかし、チームは手に入れかけた総合優勝を逃し、苦い経験となりました。

女子プロロードレースは6名のチームで戦います。
チームのエースを最も良い順位で送り出せるよう、アシストはお仕事をしながらエースを安全に運んでいきます。

スペイン人のエースは山岳が強く、私の特性とも合うので一緒のレースが楽しみ。
なんとしてでも総合優勝を狙ってサポートをしていました。

しかし、チーム内でサポートへの意思統一が図れず、
総合10位以上に三名の選手を入れながら、優勝が出来ず。

エース以外の選手が、自分の成績のためにレースをしたため
私一人ではエースを支えきれず、他のライバルチームの総攻撃を上手く処理できず負けました。

個人の仕事が評価されにくいロードレース。
その中で、自分個人の成績を拠り所に契約をつなぐ選手たち。
マネージメントするチーム側の評価基準も明確ではなく、
安心して、全力を尽くしてエースをアシストが支える状況には無い、と判断をする選手。

この気持ちも痛いほど良く分かります。


そうでした、スペイン人エースのMaviから
Eri ありがとう。負けたけど本当にあなたのアシストは心強かったよ。
ということでサイン入りのリーダージャージを受け取りました。
勝たせられなくてごめんね、Mavi そしてありがとう。

さて、世界選手権が来週末。
もう一歩、コンディションを上げて、ダイエットも頑張ってレースに臨みます!
応援よろしくお願いします!

全てを力に変えて
OANDA JAPAN プロ契約アスリート
與那嶺 恵理

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