FX自動売買基礎と応用

ABLENETのVPS(仮想専用サーバー)の契約手順からMT4・MT5でEA(自動売買ツール)を設定する方法


FX取引でEAを使用する場合、VPS(仮想専用サーバー)を利用することで、24時間稼働の体制を整えやすくなります。

VPSのサービスは多くのホスティング会社によって提供されており、それぞれの長所があります。

本記事では、ABLENETの「ABLENET VPS」を使ってMT4・MT5を導入し、EA(自動売買ツール)を設定する方法について解説します。

EAの利用に適したVPSを探している方や、ABLENETのVPSの利用を検討している方は、参考にしてください。

ABLENETでFX専用のVPS(仮想専用サーバー)を契約する方法

ABLENETでFX専用のVPSを契約する手順は、以下の通りです。

  • ・契約プラン・オプションを選ぶ
  • ・申込者情報を入力する
  • ・クレジットカードを登録する(コンビニ払いも可)

必要なものは以下の2つです。

  • ・メールアドレス
  • ・電話番号

電話番号については、SMSや音声による認証を行うわけではありませんが、契約のルール上必須となっています。

クレジットカードについては、お支払方法でコンビニ払いを選択すれば不要です。

しかし、10日間の無料トライアルにはクレジットカードが必要なため、カードを持っている方は登録するとお得に利用できます。

ABLENETでVPS(仮想専用サーバー)を契約する手順

ABLENETでVPSを契約する手順は以下の通りです。

  • ・手順①契約プラン・オプションを選択する
  • ・手順②申込者情報を入力する
  • ・手順③支払方法(クレジットカード番号)を入力する

手順①契約プラン・オプションを選択する

ABLENET VPS申し込みページの画像

初めに「ABLENET VPS」の公式サイトを開きます。

ABLENET VPS申し込みページの画像

契約プランを選択します。
(画像は2024年6月時点。各プランの価格はキャンペーンや価格改定などで異なる場合がございます。最新の価格は「ABLENET VPS」の公式サイトでご確認下さい)。

ABLENET VPS申し込みページの画像

次に「ストレージ」を選択します。

FX取引で用いる場合、「SSD 60GB」の方がデータ処理が早いため推奨されます。

ABLENET VPS申し込みページの画像

「お支払方法」を以下の3つの中から選びます。

  • ・クレジットカード試用期間あり
  • ・クレジットカード試用期間なし
  • ・コンビニ払い(手数料176円)

クレジットカードを持っている場合、「試用期間あり」にするデメリットはないため、こちらを選択するとお得に利用できます。

ABLENET VPS申し込みページの画像

下に「利用規約」と「禁止事項」があります。

内容を確認した上で「同意する」にチェックします。

ABLENET VPS申し込みページの画像

画面の一番下にある「契約期間の選択へ進む」のボタンを押します。

ABLENET VPS申し込みページの画像

「契約期間、オプション」というページが開きます。

ABLENET VPS申し込みページの画像

次に「サーバー契約期間」を選択します。

「月払い・6ヶ月払い・年払い」の3つの選択肢があります。

ABLENET VPS申し込みページの画像

下の方に進んで「オプション」の設定をします。

まず「リモートデスクトップサービス(RDS)ライセンス」の有無を決めます。

これは接続するパソコンの数だけ必要になるため、最低でも1ライセンス必要です。

ABLENET VPS申し込みページの画像

次に「Microsoft Office SAL」の数を決めます。

WordやExcelをリモートデスクトップで使う場合は必要ですが、使わなければ「0」でも問題ありません。

ABLENET VPS申し込みページの画像

次に「クーポン」の欄があります。

もしクーポンコードがあれば、ここに入力します。

ABLENET VPS申し込みページの画像

「お見積もりを表示」というページが開きます。

ABLENET VPS申し込みページの画像

次のページで「お見積もり」が表示されます。

金額と内容に間違いがないことを確認します。

ABLENET VPS申し込みページの画像

その下に「利用規約」が表示されます。

全て確認した後「同意する」にチェックします。

ABLENET VPS申し込みページの画像

次に「WindowsServer」のバージョンを選択します。

どれでも値段は変わらないので、特にこだわりがなければ最新のバージョンを選びます。

ABLENET VPSの申し込みページの画像

最後に「申込者情報の入力へ進む」のボタンを押します。

手順②申込者情報を入力する

ABLENET VPSの申し込みページの画像

「お申込者情報入力」というページが開きます。

ABLENET VPSの申し込みページの画像

上画像の必須項目を入力します。

必須項目でない項目は入力しなくても、問題はありません。

ABLENET VPSの申し込みページの画像

全て入力したら「注文内容の確認へ進む」を押します。

手順③支払方法(クレジットカード番号)を入力する

ABLENET VPSの申し込みページの画像

「最終確認画面」というページが開きます。

ABLENET VPSの申し込みページの画像

申し込み内容や料金、申込者情報が間違っていないか確認します。

ABLENET VPSの申し込みページの画像

下にスクロールすると、クレジットカード情報の入力画面があります。

以下の情報を入力します。

  • ・クレジットカード番号
  • ・クレジットカード有効期限
  • ・クレジットカード名義
  • ・セキュリティコード

ABLENET VPSの申し込みページの画像

最後に「注文を確定する」のボタンを押します。

ABLENET VPSの申し込みページの画像

クリックすると、このように「処理中」の画面になります。

※ここで複数回クリックしてしまうと注文が重複してしまうため、クリックは必ず1回だけにしてください。

ABLENET VPSの申し込みページの画像

「お申込完了」のページになります。

ここに書かれている「お問合せ番号」は、同時に送られてくるメールにも書かれているので、メモなどは必要ありません。

ABLENET VPSの申し込みページの画像

下の方にアンケートがあります(必須ではありません)。

回答したら(しなくても)「アンケート送信」のボタンを押します。

ABLENET VPSの申し込みページの画像

「アンケート送信完了」という画面が開きます。

ABLENET VPSの申し込みページの画像

送信完了とほぼ同時に、このようなメールが届きます。

ABLENET VPSの申し込みページの画像

また、申し込みから20分ほどで「設定完了通知」というメールが届きます。

このメールに書かれている接続情報を基に、ここから先の手順を進めます。

ABLENET VPSでRD(リモートデスクトップ)に接続する手順(初期設定)

ABLENETのVPSに接続する手順は、以下の通りです。

  • ・手順①「リモートデスクトップ接続」を開く
  • ・手順②接続情報を入力する
  • ・手順③接続完了まで待つ(1分程度)

手順①「リモートデスクトップ接続」を開く

ABLENET VPSのRD接続の手順

Windowsの場合、画面左下にある検索窓に「リモートデスクトップ」と入力します。

ABLENET VPSのRD接続の手順

すると、自動的に上画像のように「リモートデスクトップ接続」のメニューが表示されます。

これをクリックしてください。

手順②接続情報を入力する

ABLENET VPSのRD接続の手順

「リモートデスクトップ接続」のポップアップ画面が表示されます。

左下の「オプションの表示」を押してください。

ABLENET VPSのRD接続の手順

上のような画面になるので「コンピューター」と「ユーザー名」を入力します。

ABLENET VPSのRD接続の手順

「コンピューター」と「ユーザー名」の情報は「設定完了通知」のメールに、上のように記載されています。

「コンピューター」はIPアドレスの数字で、「ユーザー名」は「Administrator」です。

ABLENET VPSのRD接続の手順

入力したら「接続」を押します。

資格情報を保存したい場合は、「資格情報を保存できるようにする」にチェックを入れます。

ABLENET VPSのRD接続の手順

「資格情報を入力してください」という画面になるので、パスワードを入力します。

パスワードも先ほどのメールに書かれています。

ABLENET VPSのRD接続の手順

入力したら「OK」を押します。

このアカウントを記憶させたい場合は、「このアカウントを記憶する」にチェックを入れます。

ABLENET VPSのRD接続の手順

「このリモートコンピューターのIDを識別できません。接続しますか?」というメッセージが表示されます。

「はい」を押して進みます。

「このコンピューターへの接続について今後確認しない」をチェックすると、このメッセージが今後は出なくなります。

手順③接続完了まで待つ(1分程度)

ABLENET VPSのRD接続の手順

接続画面が一瞬表示された後、上のような画面になります。

「User Profile Serviceの処理が完了するのをお待ちください」と書かれていたら、正しく処理が進んでいます。

ABLENET VPSのRD接続の手順

しばらくすると、このように真っ暗な画面になりますがエラーではありません。

ABLENET VPSのRD接続の手順

その後、青い画面が表示されます。

コマンドプロンプト(黒い画面)が表示されたままですが、これは右上の「×」で消してください。

ABLENET VPSのRD接続の手順

この時、画面右側に「ネットワーク」のメッセージが表示されています。

自宅のネットで利用している場合は「はい」を押します。

(FX取引で利用する場合、必ず自宅などプライベートなネット回線を使用しましょう)

ABLENET VPSのRD接続の手順

これで接続が完了しました。

VPS(仮想専用サーバー)にOANDAのMT4・5をインストールする手順

ログイン画面

ここからの手順は、VPS上でWebブラウザを開いて行います。
まずこちらのページから、OANDA証券のマイページにログインします。

※アカウントがない場合は新規開設でアカウントを作成してください。


 

マイページ

ログインしたら、上図の赤枠部分を見ます。


 

MT4・MT5

「MetaTrader4・MetaTrader5」のボタンを押してダウンロードします。

(ここからはMT4の画面で説明しますが、MT5でもやり方は同じです)


 

ダウンロードページ

このようなページが開かれます。

緑のボタンを押してダウンロードします。


 

ダウンロード画面

ダウンロードが完了したら、「ファイルを開く」を押します。


 

MT4インストール画面
出典:MT4

セットアップ画面が開かれるので「次へ」を押します。


 

MT4インストール画面
出典:MT4

インストールが始まります。


 

MT4インストール画面
出典:MT4

インストールが終わったら、右下の「完了」を押します。


 

MT4の画面
出典:MT4

30秒ほどのタイムラグの後、MT4の画面が開きます。


 

MT4の画面
出典:MT4

中央のポップアップ画面から、OANDA証券のサーバーにログインします。


 

MT4の画面
出典:MT4

ログインしたら、このようなMT4の画面になります。

MT4・MT5のフォルダにEA(自動売買ツール)ファイルを移動する手順

MT4・MT5のフォルダにEAファイルを移動する手順は、以下の通りです。

  • ・手順①「ABLENET VPS」にEAをダウンロードする
  • ・手順②MT4・MT5のデータフォルダを開く
  • ・手順③EAをMT4・MT5のデータフォルダに保存する
  • ・手順④MT4・MT5を再起動し用意したEAの設定を行う

手順①「ABLENET VPS」にEAをダウンロードする

ABLENET VPSのRD接続の手順

まず、GoogleドライブにEAのファイル(.ex4)をアップしておきます。

ABLENET VPSのRD接続の手順

ABLENET VPSからGoogleドライブを開き、EAファイルをダウンロードします。

ABLENET VPSにEAを移動する方法

ダウンロードしたファイルをダブルクリックして開きます。

ABLENET VPSにEAを移動する方法

このような画面が開かれるので「すべて展開」を押します。

ABLENET VPSにEAを移動する方法

このような画面が出たら、「展開」を押します。

ABLENET VPSにEAを移動する方法

解凍したファイルが開かれます。

これをMT4の中に移動させます。

手順②MT4・MT5のデータフォルダを開く

ABLENET VPSにEAを移動する方法

まずMT4・MT5を開いてください。

ABLENET VPSにEAを移動する方法

左上の「ファイル」から「データフォルダを開く」をクリックします。

ABLENET VPSにEAを移動する方法

データフォルダが開かれます。

「MQL4」というフォルダをクリックしてください。

MT5の場合は「MQL5」を開きます。

ABLENET VPSにEAを移動する方法

続いて、「Experts」を開いてください。

(MT5も同様)

ABLENET VPSにEAを移動する方法

「Experts」のフォルダはこのようになっています。

この中に、先ほどのEAファイルを移動させます。

MT5の場合は「Experts」の中にさらに複数のフォルダがあります。

その中から「Advisors」フォルダを選び、そこにEAファイルを入れます。

手順③EAをMT4・MT5のデータフォルダに保存する

自分のEAのフォルダから「Experts」(MT5の場合は「Advisors」)にEAファイルを移動させます。

ABLENET VPSにEAを移動する方法

このように2つのフォルダを並べて、ドラッグ&ドロップで移動できます。

ABLENET VPSにEAを移動する方法

EAのファイルが移動できたことを確認したら、フォルダを閉じます。

手順④MT4・MT5を再起動し用意したEAの設定を行う

ABLENET VPSにEAを移動する方法

一度MT4・MT5を閉じて、再起動します。

ABLENET VPSにEAを移動する方法

再起動したら、左下の「ナビゲーター」のメニューを見てください。

ABLENET VPSにEAを移動する方法

先ほど追加したEAが「エキスパートアドバイザ」の欄に追加されています。

ABLENET VPSにEAを移動する方法

このEAをチャート画面の中にドラッグ&ドロップします。

ABLENET VPSにEAを移動する方法

すると、このような画面が表示されるので「全般」タブを押してください。

ABLENET VPSにEAを移動する方法

全般画面で「自動売買を許可する」にチェックを入れて「OK」をクリックしてください。

これでEAの設定が完了です。

EA(自動売買ツール)の動作確認を行う

EAの動作確認

EAが稼働し、EAの名前とスマイルマークが右上に表示されます。

EAの動作確認

拡大するとこうなります。

EAの動作確認

EAが稼働していない場合は、への字口のマークになっています。

EAの動作確認

稼働していない時は、上部にある「自動売買」ボタンが赤(停止)になっていることが多いので、定期的に確認するようにしましょう。

EAの動作確認

上記の「自動売買」ボタンをクリックして緑(スタート)にすると、自動売買がオンになり、スマイルマークが表示されます。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

ABLENET VPSをより効率的に用いるためのポイントは以下の通りです。

  • ・VPSにワンタッチで接続できるようにする
  • ・MT4・MT5の自動起動を設定する
  • ・必要に応じて契約プランの変更を検討する
  • ・必要に応じてオプションの追加を検討する

VPSにワンタッチで接続できるようにする

VPSに接続する際、ユーザー名やパスワードの入力画面をスキップし、すぐに接続できるようにすると、より快適にABLENET VPSを利用できます。

ここでは、その設定方法を説明します。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

まず、デスクトップで「ABLENET」のフォルダを開きます。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

「autologin.reg」というファイルを選び、右クリックをしてください。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

出てくるメニューで「編集」を選びます。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

このようにメモ帳が開きます。

「ここにパスワード」の部分に、ABLENET VPSにログインする際のパスワード(メールに書かれていたもの)を入力します。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

例えば「Password12345」というパスワードの場合、上画像のように入力します。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

入力したら「ファイル」から「上書き保存」を選びます。

保存したらメモ帳を閉じます。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

最初の「ABLENET」のフォルダに戻り「autologin.reg」をダブルクリックします。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

「レジストリエディター」が起動して、このようなメッセージが表示されます。

「はい」を押してください。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

上画像のメッセージが出たら「OK」を押してください。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

一度ABLENET VPSを閉じます。

最初にログインした時と同じように「リモートデスクトップ接続」を開いて「接続」を押してください。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

パスワードの入力なしでこの画面になります。

最初のログインで「このコンピューターへの接続について今後確認しない」を選択していても、今回は新しい設定を追加したので、再び表示されます。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

もう一度「このコンピューターへの接続について今後確認しない」にチェックを入れて「はい」を押します。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

このように接続が開始されます。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

ログインできました。

今後はパスワードの入力もセキュリティの確認もなしで、すぐにABLENET VPSを開けます。

MT4・MT5の自動起動を設定する

ABLENET VPSにログインしたら、MT4・MT5が自動起動するように設定すると、さらに便利です。

この設定方法を説明します。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

まず、デスクトップの何もない場所で右クリックをします。

出てきたメニューから「新規作成」を選んでください。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

新規作成の中の「ショートカット」を選びます。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

「ショートカットの作成」という画面が開きます。

「項目の場所を入力してください」という欄に、以下の文字列を貼り付けてください。

%APPDATA%\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\StartUp

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

貼り付けたら「次へ」を押します。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

ショートカットの名前を付けます。

初めから入力されている「スタートアップ」のままでも構いません。

名前を決めたら「完了」を押します。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

デスクトップに「スタートアップ」のフォルダが追加されました。

これをダブルクリックで開いてください。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

フォルダはこのように空になっています。

ここにOANDA証券のMT4・MT5を入れます。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

このようにドラッグ&ドロップで移動させます。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

移動できたのを確認したら、フォルダを閉じます。

ABLENET VPSも閉じて、再起動します。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

再起動すると、右下に通知が表示されます。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

このような通知で「MetaTraderはログイン時に実行されるように構成されました。」と書かれています。

これで自動起動の設定は完了です。

(ログインした後、このメッセージが表示されるまでに30秒〜1分ほどかかります)

必要に応じて契約プランの変更を検討する

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

ABLENET VPSの契約プランは随時変更できます。

Windows版は上画像の通り、Win1〜Win5までのプランがあり、数字が大きいほどハイスペックになっています。

それぞれのスペックを一覧にすると、以下の通りです。

項目 Win1 Win2 Win3 Win4 Win5
新規価格 1,587円 2,070円 3,490円 5,325円 14,484円
通常価格 2,208円 2,865円 5,098円 7,594円 16,002円
初期費用 0円 0円 0円 0円 0円
CPU 仮想 2Core 仮想 3Core 仮想 4Core 仮想 5Core 仮想 8Core
SSD 60GB 120GB 150GB 150GB 150GB
HDD 100GB 100GB 200GB 200GB

必要に応じてオプションの追加を検討する

プランの変更ではなく、特定のスペックのみをオプションで強化することもできます。

オプションを追加したい場合、まずは公式サイトの「オプション」のページを開きます。

すると、下画像のようにオプションが一覧になります。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

これらのうち、FXの自動売買に関係するのは「リソース変更」の部分です。

リソース変更では、以下の3つのスペックのオプションを追加できます。

  • ・メモリ
  • ・仮想CPUコア
  • ・HDDハードディスク

それぞれのオプションの選択肢を紹介します。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

「メモリ」は、512MB(0.5GB)単位で追加できます。

1単位(512MB)あたり、月額550円です。

プランごとの最大可能値は1〜20GBで、この上限に達するまで追加できます。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

「仮想CPUコア」は、1コアあたり月額550円で追加できます。

こちらのプラン別最大可能値は2〜8コアとなっており、メモリと同様に上限まで追加できます。

ABLENET VPSをより効率的に使うためのポイント

「HDDハードディスク」は、10GBあたり月額550円で追加できます。

こちらは、プラン別の最大可能値がありません。

最上位プランの「Win5」については、SSDのみを使用しているため、HDDの追加は必要ありません。

VPS(仮想専用サーバー)やEA(自動売買ツール)に関するQ&A

ここでは、VPSやEAに関してよく見られる、以下のような疑問点に回答します。

  • ・VPSとはなんですか?
  • ・EAとはなんですか?

VPSとはなんですか?

VPSとは、Virtual Private Server(バーチャル・プライベート・サーバー)の略です。

日本語では一般的に「仮想専用サーバー」と訳されます。

VPSは、1台のサーバーを複数に区切り、それぞれの区分を独立したサーバー(専用サーバー)のように提供しています。

1台のサーバーを他のユーザーと共有しているという点は、レンタルサーバーと共通します。

しかし、VPSはそれぞれの区分が独立しているため、他のユーザーの利用状況による影響を受けにくくなっています。

また、レンタルサーバーではできない高度なカスタマイズも可能です。

これらのメリットを持つ反面、システムの設定やメンテナンスの負担が大きいというデメリットもあります。

初心者の方にとっては運用が難しい部分もあるため、事前に長所と短所をよく理解した上で、使用するようにしましょう。

EAとはなんですか?

EAはExpert Advisor(エキスパート・アドバイザー)の略称で、メタトレーダー(MT4・MT5)に対応している自動売買ツールのことです。

全ての取引工程を自動化できる「完全自動化タイプ」や、決済のみを手動で行う「半自動タイプ」など、様々なタイプのEAが存在します。

EAを用いることで、損切り利益確定を事前の計画通りに行うことができ、自ら設定したFX取引のルールを守りやすくなります。

また、チャートに張り付く必要がないため、FX取引に割ける時間が少ない方でも、FX取引を行いやすくなります。

このようなEAの特徴については「FXのEA(自動売買)とは」の記事で詳しく解説しています。

【まとめ】ABLENETのVPS(仮想専用サーバー)の契約手順からMT4・MT5でEA(自動売買ツール)を設定する方法

FX取引でEA運用を行う場合、VPSを利用することで24時間稼働の体制を整えやすくなります。

「ABLENET VPS」は、機能の高さや使いやすさに加え、最大10日間の無料トライアルを利用できる点でも、VPS初心者に適したサービスです。

OANDA証券のMT4・MT5は、ABLENETのVPSでも簡単に導入できます。

EAやVPSを利用しやすいFX会社をお探しの方は、弊社での口座開設もご検討ください。

口座開設ボタン


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。


この記事をシェアする

ホーム » FX自動売買基礎と応用 » ABLENETのVPS(仮想専用サーバー)の契約手順からMT4・MT5でEA(自動売買ツール)を設定する方法