FIFOとは|意味・注文の例・よくある質問を詳しく解説
FIFO(First In First Out)とは、先入れ先出しの注文方法のことです。
本記事では、FIFOの意味や特徴、よくある質問を解説していきます。
FIFOとは
まず、FIFOの意味と注文例を解説します。
- ・意味
- ・FIFO注文の例
意味
FIFO(First In First Out)とは、先入れ先出しの注文方法のことです。
FIFO注文とも呼ばれています。
FIFO注文では、注文と同じ通貨ペアの反対ポジションを保有している場合、新規注文にはならず、約定の日時が古いポジションから順番に決済されます。
ポジションを保有していない、もしくは同一通貨ペアでも注文と同じ方向のポジションを保有している場合は、新規注文となります。
FIFO注文の例
例えば、「USD/JPY」で1000通貨の買いポジションを2ロット保有している状態で、「USD/JPY」の1ロットの売り注文をしたとします。
この場合、新たに1ロットの売りポジションを新規保有するわけではなく、保有している買いポジションの一部(1ロット分)が決済されます。
そして、保有している買いポジションは1ロットになります。
FIFOの特徴
FIFOの特徴は、反対ポジションを保有している場合には新規注文にならず、約定の日時が古いポジションから順番に決済される点です。
これは両建て(買いと売りのポジションを同時に持つこと)にならないことを意味します。
証券会社の取引ツールによって名称は異なるものの、注文画面や設定画面でFIFO注文(または両建て注文)のオンオフを設定できる場合があります。
なお、OANDA証券の東京サーバーのMT4/5では、デフォルトで両建てされるようになっています。(FIFOではない)
また、両建てを不可に設定することはできません。
FIFOに関するQ&A
FIFOに関するよくある質問に回答します。
- ・LIFOとの違いは何ですか?
- ・FIFOは何の略ですか?
LIFOとの違いは何ですか?
FIFOは、約定の日時が古いポジションから順番に決済されます。
対して、LIFO(Last In First Out)は約定の日時が新しいポジションから順番に決済される注文方法のことです。
FIFOは何の略ですか?
FIFOは、First In First Outの頭文字を取った略称です。
直訳すると、先入れ先出しを意味します。
【まとめ】FIFOとは|意味・注文の例・よくある質問を詳しく解説
FIFO(First In First Out)とは、先入れ先出しの注文方法のことです。
FIFO注文とも呼ばれています。
注文と同じ通貨ペアの反対ポジションを保有している場合は新規注文にはならず、保有ポジションの中から、約定の日時が古いポジション順に決済されます。
ポジションを保有していない、もしくは同一通貨ペアで注文と同じ方向のポジションを保有している場合は、新規注文となります。
FIFOに対して、LIFOは約定の日時が新しいポジションから順番に決済される注文方法のことです。
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