EUR(ユーロ)とは|意味・特徴・よくある質問を解説
EUR(ユーロ)は欧州連合(EU)27か国のうち20か国が採用している通貨で、通貨別の取引数量は米ドルに次ぐ第2位です。
本記事では、EUR(ユーロ)の意味や特徴、よくある質問について詳しく解説します。
EUR/JPY(ユーロ/日本円)のチャート
をすぐに確認したい方は、こちらをクリックしてください。目次
- 1.EUR(ユーロ)とは
- 2.EUR(ユーロ)の特徴
- 3.EUR/JPY(ユーロ/日本円)の推移
- 4.EUR(ユーロ)に関するOANDA証券の役立つツール
- 5.EUR(ユーロ)に関するQ&A
- 6.EUR/JPY(ユーロ/日本円)のリアルタイムチャート
- 7.【まとめ】EUR(ユーロ)とは|意味・特徴・よくある質問を解説
EUR(ユーロ)とは
EUR(ユーロ)の意味や通貨の単位について解説します。
- ・意味
- ・通貨の単位
意味
EUR(ユーロ)とは、欧州連合(EU)27カ国のうち20カ国が採用している通貨です。
また、EUR(ユーロ)は国際的な通貨取引においても広く利用され、各国の中央銀行が外貨準備として保持する主要な通貨の1つです。
通貨の単位
EUR(ユーロ)の通貨単位は「€」で表記され、1ユーロは100セントに分割できます。
紙幣は5ユーロから500ユーロまで、硬貨は1セントから2ユーロまでのさまざまな単位で発行されています。
EUR(ユーロ)の紙幣と硬貨は、デザインが統一されており、加盟国全体で同じものが使用されています。
ただし、硬貨の裏面は各国の独自デザインが施されています。
EUR(ユーロ)の特徴
EUR(ユーロ)の特徴は、主に以下の2つです。
- ・欧州連合(EU)加盟国の共通通貨
- ・通貨取引量が世界で2番目に多い
欧州連合(EU)加盟国の共通通貨
EUR(ユーロ)はEU加盟国のうち20カ国で共通通貨として使用されており、この地域を「EUR(ユーロ)圏」と呼びます。
EUR(ユーロ)圏においては、複数の国が同じ通貨を使用することで、経済活動がスムーズに行われることを目的としています。
また、共通通貨を使用することで、為替リスクの軽減や物価の安定が期待されています。
通貨取引量が世界で2番目に多い
EUR(ユーロ)は、米ドル(USD)に次いで世界で2番目に取引量が多い通貨です。
国際的な取引や投資の場で広く使用されています。
また、EUR(ユーロ)は外国為替市場においても高い流動性を持ち、短期的なトレードや長期的な投資対象としても人気がある通貨の1つです。
EUR/JPY(ユーロ/日本円)の推移
EUR/JPY(ユーロ/日本円)の推移を2003年〜2024年の期間で、確認していきます。
特に大きな変動が生じた出来事として、主に以下の4つが挙げられます。
- ・【2007年~2008年】サブプライムローン問題・リーマンショック
- ・【2009年~2012年】欧州債務危機(ソブリン危機・ユーロ危機)
- ・【2012年~2015年】アベノミクス
- ・【2020年~2022年】コロナショック・ロシアウクライナ問題
出典:TradingView
EUR/JPY(ユーロ/日本円)の過去の価格推移や今後の見通しについては、以下の記事で詳しく解説しています。
【2025年】ユーロ/円(EUR/JPY)の今後の見通し・予想
EUR(ユーロ)に関するOANDA証券の役立つツール
OANDA証券では、EUR(ユーロ)などの通貨関連の分析に役立つツール(ウィジェット)を提供しています。
ここでは、その一部を紹介します。
- ・通貨の強弱チャート
- ・値動き比較チャート
- ・相関性チェックツール
通貨の強弱チャート
通貨の強弱チャートは、主要8通貨の通貨の強弱の推移をチャート(グラフ)で比較できるツールです。
通貨の強弱を判定するこのツールは、本日の通貨の強弱のほか、日足のデータを用いて中長期の強弱をチェックすることも可能です。
また、通貨単体のランキング形式になっており、強弱が一目でわかります。
また、「通貨の強弱チャート」は任意のサイトやブログに無料で掲載できます。
詳しくは、以下のページをご覧ください。
OANDAウィジェット値動き比較チャート
値動き比較チャ-トは、通貨ペア毎の「デイリー」・「年間」のFX市場の価格の推移をチャートで比較することができるツールです。
種類は、「FX」「株価指数」「商品」の3種類から選択できます。
以下は、FXでEUR/JPYのデイリーを表示した値動き比較チャートです。
選択した通貨ペアの5分足の終値の推移を日別に表示でき、最大で過去5日間の5分足の値動きと本日の値動きを比較することができます。
以下は、FXでEUR/JPYの年間を表示した値動き比較チャートです。
1年間の日足の終値を時系列で表示でき、最大で10年間の過去の値動きと今年の値動きを比較することができます。
また、「値動き比較チャート」は任意のサイトやブログに無料で掲載できます。
詳しくは、以下のページをご覧ください。
OANDAウィジェット相関性チェックツール
相関性チェックツールは、銘柄同士の値動きの相関性をチェックすることができるツールです。
「相関性ヒートマップ」と「相関性マトリクス」の2つの表示方法で各銘柄間の相関性をチェックできます。
相関性ヒートマップは、次の図のように1つの銘柄に対する他の銘柄の短期から長期までの相関性を一目で確認可能です。
強弱は以下の範囲で表示されます。
相関性マトリクスでは、指定した期間(会員ステータスがSilver以上の方はログインすると選択可)における各銘柄同士の相関性をマトリクス表示し、一度に確認することができます。
「相関性チェックツールの使い方」については、以下の記事で詳しく解説しています。
相関性チェックツールの使い方また、「相関性チェックツール」は任意のサイトやブログに無料で掲載できます。
詳しくは、以下のページをご覧ください。
OANDAウィジェットEUR(ユーロ)に関するQ&A
EUR(ユーロ)に関するよくある質問は以下の通りです。
- ・EUR(ユーロ)は日本円でいくらですか?
- ・EUR(ユーロ)のリアルタイムチャートはどこで見られますか?
- ・EUR(ユーロ)の主な変動要因とは?
EUR(ユーロ)は日本円でいくらですか?
EUR(ユーロ)の対円レートは下のコンバーター(通貨換算)で確認いただけます。
為替レートは常に変動するため、換金などの際にはリアルタイムレートの確認が推奨されます。
EUR(ユーロ)とJPY(日本円)の為替コンバーター(通貨換算)
EUR(ユーロ)のリアルタイムチャートはどこで見られますか?
EUR(ユーロ)のリアルタイムチャートは、以下のリンクよりご覧いただけます。
EUR/JPY(ユーロ/日本円)のリアルタイムチャート
また、「世界の外国為替リアルタイムレート(自動更新)」はこちらのリンクよりご覧いただけます。
EUR(ユーロ)の主な変動要因とは?
EUR(ユーロ)の価値は、さまざまな要因によって変動します。
代表的な要因としては、欧州中央銀行(ECB)の金融政策、EU加盟国の経済指標(GDP成長率、失業率など)が挙げられます。
特に、ECBの金利政策や量的緩和の決定は、EUR(ユーロ)の短期的な変動に大きな影響を与える傾向があります。
「ユーロ圏の経済指標一覧」については、こちらから確認できます。
EUR/JPY(ユーロ/日本円)のリアルタイムチャート
チャートの時間軸を選択可能です(5分足、15分足、1時間足、4時間足、日足)。
また、チャートにカーソルを合わせると、ローソク足の四本値が表示されます。
- ※スプレッドは東京サーバーコースにある通貨/銘柄はTY3のものを表示しています。それ以外はNY4のものを表示しています。
【まとめ】EUR(ユーロ)とは|意味・特徴・よくある質問を解説
EUR(ユーロ)は欧州20カ国の共通通貨として、国際的な取引や投資の場で重要な役割を果たしています。
また、米ドルに次いで 通貨取引量が世界で2番目に多いという特徴があります。
EURの市場動向や特徴を理解することは、外国為替取引を行う上で重要なポイントの1つです。
EURを含めたFX取引の基礎的な用語や、FX初心者の方が取引を行う上で役立つポイントは、以下のコンテンツでわかりやすく解説しています。
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