用語解説

CAD(カナダドル)とは|意味・特徴・米ドルとの違いなどわかりやすく解説


CADとは、カナダの自国通貨カナダドルの通貨コードのことです。

本記事では、CAD(カナダドル)の意味や特徴、米ドルとの違いなどについて詳しく解説します。

CAD(カナダドル)とは

まず、カナダドルの意味と通貨の単位について解説します。

  • ・意味
  • ・通貨の単位

意味

CADとは、カナダの通貨カナダドルの通貨コードのことです。

カナダは石油、天然ガス、貴金属、農作物等の輸出が盛んであることから、代表的な資源国通貨の1つに数えられます。

通貨の単位

CADの通貨の単位は「カナダドル」で、記号で表すと「C$」です。

カナダドルの補助単位はセントで、記号は「C¢」です。

「100C¢」が「1C$」に相当します。

CAD(カナダドル)の特徴

CAD(カナダドル)の主な特徴は、以下の通りです。

  • ・原油価格の影響を受けやすい
  • ・米国経済の影響を受けやすい

原油価格の影響を受けやすい

CAD(カナダドル)は、カナダが主要な原油輸出国であることから、原油価格の変動に影響を受けやすいとされます。

原油価格が上昇すると、カナダドルの通貨価値も上がる傾向があり、反対に原油価格が下がると、カナダドルの通貨価値も下落する傾向があると言われます。

米国経済の影響を受けやすい

米国は、カナダの最大の貿易相手国(2023年)です。

以下の表を見ると、米国は輸出入共に1位であり、米国とカナダの関係が深いことがわかります。

カナダの主要輸出相手国 カナダの主要輸入相手国
1位 米国 77.1% 1位 米国 49.6%
2位 中国 4.2% 2位 中国 11.8%
3位 日本 2.2% 3位 メキシコ 6.1%

データ引用元:カナダ政府公式サイト

そのため、CAD(カナダドル)は米国経済に影響を受ける傾向があります。

CAD(カナダドル)に関するQ&A

CAD(カナダドル)に関するよくある質問について、回答します。

  • ・CAD(カナダドル)関連のリアルタイムチャートはどこで見れますか?
  • ・CAD(カナダドル)と米ドルとの違いは何ですか?

CAD(カナダドル)関連のリアルタイムチャートはどこで見れますか?

CAD(カナダドル)関連のリアルタイムチャートは、以下のリンクよりご覧いただけます。

カナダドル/円(CAD/JPY) リアルタイム為替レート

CAD(カナダドル)と米ドルとの違いは何ですか?

USD(米ドル)はアメリカ合衆国の通貨です。

世界の基軸通貨であり、国際決済通貨とされています。

米ドルは通貨別取引量が世界第一位であり、金融取引や貿易などで幅広く使用されています。

USD(米ドル)」については、こちらの記事で詳しく解説しています。

【まとめ】CAD(カナダドル)とは|意味・特徴・米ドルとの違いなどわかりやすく解説

CADとは、カナダの通貨カナダドルの通貨コードのことで、記号では「C$」と表します。

補助単位はセント(C¢)で、100C¢が1C$に相当します。

また、原油価格や米国経済の影響を受けやすいという特徴があります。

CAD(カナダドル)関連のリアルタイムチャートは、「カナダドル/円(CAD/JPY) リアルタイム為替レート」よりご覧いただけます。

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