為替操作国 – FX初心者向け用語解説
為替操作国とは?
為替操作国とは、米国との貿易を優位にするために為替相場を操作しているとして、米国財務省が半年に一度発表する外国為替報告書にて認定された国です。
為替操作国に認定されると、米国から通貨切り下げを要求されたり、米国による関税等の制裁を受けることとなり、認定された国は米国との取引に制限をかけられ、景気に下押し圧力がかかることが想定されます。
仮に為替操作国に認定されるような国が出てきた場合には、FX市場でもその国の通貨にネガティブに反応することが想定され、場合によっては市場全体のリスク回避色を強めるような展開となる可能性はあると思います。