MT5の使い方

iPhone版MT5(メタトレーダー5)で標準偏差を設定する方法


iPhone版MT5アプリで、標準偏差を設定する方法を紹介します。
標準偏差は、価格が平均値(移動平均線)からどれくらい散らばっているかを示す統計学を用いたテクニカル指標です。
相場のボラティリティを測るのに役立ちます。
MT5ではトレンド系のインジケーターに属し、メインチャート下のサブチャートに表示されます。

標準偏差を設定する方法
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

標準偏差をチャートに追加する方法

iPhone版MT5アプリで、チャート上に標準偏差を追加する方法は、次の2通りです。

  • 1.チャート画面上部にあるインジケーターアイコンをタップ。
  • 2.チャート画面の適当な場所をタップすると出てくるコンテキストメニューの「インディケータ」をタップ。

標準偏差をチャートに追加する方法
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

続いて「メインウィンドウ」をタップ。

「メインウィンドウ」をタップ
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

表示されるリストの「トレンド」の中から「Standard Deviation」を選択します。
MT5のインジケーター表記は、英語です。

「Standard Deviation」を選択
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

標準偏差の設定画面の使用方法

標準偏差を選択すると、設定画面が表示されます。
ここでさまざまな設定を行います。

標準偏差の設定画面の使用方法
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

①期間

標準偏差を算出する期間を設定します。
デフォルトの数値は「20」です。

②シフト

標準偏差を表示させる場所を左右にずらせます。
プラスの数値を入力すると右に、マイナスの数値を入力すると左にシフトします。

プラスの数値を入力すると右に、マイナスの数値を入力すると左にシフト
(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

③メソッド

標準偏差に用いる移動平均線の種類を次の中から選択します。

  • ・Simple(単純移動平均線)
  • ・Exponential(指数平滑移動平均線)
  • ・Smoothed(平滑移動平均線)
  • ・Linear Weighted(線形加重移動平均線)

④適用先

標準偏差を算出する価格を設定します。

  • ・Close:終値
  • ・Open:始値
  • ・High:高値
  • ・Low:安値
  • ・Median Price (HL/2):高値と安値の平均
  • ・Typical Price (HLC/3):高値、安値、終値の平均
  • ・Weighted Close (HLCC/4):高値、安値、終値、終値の平均(終値の比率を2倍)

⑤レベル

サブチャートの指定した水準に、水平線を追加することができます。
レベルの設定画面で「レベル追加」をタップすると、その上に数値を入力する欄が追加されるので、そこで水平線を表示したい水準を指定しましょう。
追加した水平線は、「スタイル」で色と線の太さの変更が可能です。


(※画像をクリックすると大きな画像が表示されます。)

⑥スタイル

標準偏差の色と線の太さを変更できます。

⑦リセット

再設定時に表示されます。
「リセット」をタップすると、設定がデフォルトに戻ります。

MT5を学びたい方へオススメコンテンツ

MT5

OANDA証券ではMT5(メタトレーダー5)の基本的な使い方を、画像や動画を用いて詳しく解説します。OANDA証券が独自開発したオリジナルインジケーター自動売買(EA)なども豊富に提供しています。OANDA証券の口座をお持ちであれば無料で使えるので、ぜひ口座開設をご検討ください。


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。

この記事をシェアする

ホーム » MT5の使い方 » iPhone版MT5(メタトレーダー5)で標準偏差を設定する方法