MT5用「OANDA Correlation Matrix」の使い方
OANDA Correlation Matrixの使い方
Correlation Matrixでできること
OANDA Correlation Matrixは通貨ペアごとの相関性を表でチェックすることのできるツールです。
具体的には、通貨ペアの相関性を-100から+100の数値で表示して、通貨ペア同士の相関性、逆相関性をチェックします。
表では、相関性の強度を次の基準で色分けして表示しています。
緑:相関性(または逆相関性)がほぼ無い。(0から±25)
青:相関性(または逆相関性)が弱い(±25ら±50)
オレンジ:相関性(または逆相関性)が中間(±50から±75)
赤:相関性(または逆相関性)が強い(±75から±100)
OANDA Correlation Matrixの設定
OANDA Correlation Matrixはエキスパートアドバイザ型のプログラムであるため、MT5の「ナビゲータ」内の「エキスパートアドバイザ」内にあるOANDA Correlation Matrixをダブルクリック、またはチャート上にドラッグ&ドロップして起動します。
最初の設定画面で「DLLの仕様を許可する」の欄にチェックが入っていることを確認し、「OK」を押します。
その他の設定は起動後のCurrency Matrix画面上部のメニューで行います。
【OANDA Correlation Matrixのメニュー】
①表示する通貨ペアの設定
①のボタンをクリックすると、通貨ペアの設定画面が表示されます。
設定画面では、「通貨ペア」の部分の空欄に通貨ペアを入力し、「追加」をクリックすると、通貨ペアを追加することができます。
設定した通貨ペアを削除したい場合は通貨ペアの左側のチェックボックスのチェックを外すと、削除することができます。
【OANDA Correlation Matrixの通貨ペアの設定画面】
②、③相関性を計算する期間
②の部分でチャートの時間軸、③の部分でチャートの足の数を選択し、相関性を計算する時間を設定します。
④ハイライトの有無
OANDA Correlation Matrixでは、相関性の強さに応じて表をハイライトすることができます。
※強さの基準は上記参照。また、ハイライトの内容を変更した場合は、②または③の部分を再度選び直す必要があります。
【ハイライトで「強い」を選択した例】
⑤通貨ペアの組み合わせによる相関性
「組み合わせ」の部分をクリックすると、「取引する通貨ペアの組み合わせを選択」というウィンドウが表示されます。
ここでは、Correlation Matrixに表示された通貨ペアのうち、チェックボックスにチェックを入れた通貨ペアを同時に保有した場合の複合の相関性を下に表示します。
【「取引する通貨ペアの組み合わせを選択」のウィンドウ】
相関性の高い組み合わせを保有すると、双方で利益を出すことができる可能性がある反面で双方で損失を負ってしまうというリスクが増えるため、複数のポジションを保有する場合は相関性の低い通貨ペアを保有した方が分散効果があるという考え方があります。
このリスクをチェックするために、このツールでは、相関性の高い通貨ペアを選択した場合は警告が出て知らせてくれます。
【相関性の高い通貨ペアを選択した場合】
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