MT4（メタトレーダー４）での決済方法
MT4で注文後、決済をする場合は幾つかの方法があります。
ご自身のトレードスタイルに併せて使いやすい方法を選択しましょう。
指値・逆指値による決済
A.注文と同時に発注する場合
注文と同時に決済注文を出す場合はオーダーの発注画面にて決済逆指値（S/L）、決済指値（T/P）に決済したい価格を入力します。
B.注文後に追加する場合
①チャート上から注文
注文後にストップ注文、リミット注文を入れる場合はチャート上から入れるのが一番簡単です。
ポジションを保有した場合、そのポジションの価格がチャート上にラインで表示されています。
そのポジションのライン上でクリックしドラッグすると決済の注文を発注します。
注文は現在の価格に対し、上下双方に2つまで出すことが可能になっていますのでストップ注文とリミット注文の両方を入れる場合は上下に1回づつこのドラッグを行います。
また、注文のライン上でクリックし、ドラッグすることで注文の変更も容易に行うことができます。
②ターミナルからの注文
そのほか、ターミナルの「取引」タブから注文を追加したいポジション上で右クリックし、「注文の変更または取消」を選択すると次のようなオーダー発注画面が表示されるため、決済逆指値（S/L）、決済指値（T/P）に指定する価格を入れ、下の変更するボタンをクリックして注文を変更します。
手動による成行決済方法
手動での成行決済の場合は複数の方法があります。
①チャート上から決済
・チャート上のポジションのラインの上で右クリックし「閉じる」を選択するとポジションが決済されます。
②ターミナルの取引タブから決済
・ポジションの表示の右端の×のマークをクリックするとポジションが決済されます。
・ポジションの表示の上で右クリックし「決済注文」を選択するとポジションが決済されます。
・ポジションの上でダブルクリックするとオーダーの発注画面が表示されるのでタイミングをはかり黄色の成行決済のボタンを押すと決済されます。
トレーリング・ストップによる決済
MT4ではトレーリング・ストップによる決済を行うこともできます。
トレーリング・ストップを発注する方法は主に２つあります。
一つはチャート上のポジションのラインで右クリックし「トレイリング・ストップ」を選択する方法です。
もう一つはターミナルの「取引」タブのポジションの上で右クリックし「トレイリング・ストップ」を選択する方法です。
いずれの方法でも予め用意された15-50ポイントの幅から選択するか、「カスタム」を選択し数値を設定する方法で行います。
カスタムを選択すると次のようなボックスが表示されるため、任意の数字を入力します。
ちなみにMT4でのポイントとは1ポイント0.1pipsとなります。そのため、15ポイントとすると1.5pipsとなりますので注意しましょう。
トレーリング・ストップ使用時の注意事項
MT4のトレーリング・ストップはMT4上で動作するため、トレーリング・ストップを使う場合はMT4を稼働させておく必要があります。
また、MT4のトレーリング・ストップは指定した数値分有利に進まないと発動しません。そのため、ストップ注文は別途入れておく必要があります。
他にもOANDAの東京サーバ限定の「OANDA Trade Terminal」を使うと一括決済や部分決済などの豊富な決済方法を使うことができます。
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