自動で線形回帰チャネルを表示するインジケーター「OANDA_Regression_Channel」のご紹介
自動で線形回帰チャネルを表示する
MT5、MT4用のインジケーター「OANDA_Regression_Channel」は最新の足から指定した本数分前の足からの線形回帰チャネルを自動で描画するインジケーターです。
このインジケーターで表示する線形回帰チャネルは、統計学で用いられる線形回帰トレンドの上下に一番大きな乖離幅の水準に並行したラインを引くタイプのもので、MT5、MT4の描画ツール「回帰チャネル(MT4の場合は線形回帰)」と同じものです。
2つのツールの違いは、描画ツールの場合は、性質上、描画した時点のもので固定されてしまいますが、このインジケーターの場合は、最新の価格に合わせて変化し続けるという点です。
【MT5のチャート上に回帰チャネル(赤のライン)とOANDA_Regression_Channel(黄色)を表示した 例】
このインジケーターを使うと、指定した本数分の価格のトレンドの方向性、現在の価格水準などを素早く把握することができます。
また、複数期間のものを表示することで、短期、中期、長期におけるトレンドの方向性、価格水準を分析するといった使い方をすることも可能です。
【MT5のチャート上に複数の期間(30,100,200)のOANDA_Regression_Channelを描画した例】
OANDA_Regression_Channelのインストール方法
OANDA_Regression_Channelはこちらからダウンロードすることができます。
インジケーターのダウンロードが完了したら、MT5またはMT4のメニューの「ファイル」→「データフォルダを開く」をクリックします。
表示されるエクスプローラーの「MQL5」フォルダ(MT4の場合はMQL4)内の「indicators」のフォルダの中にダウンロードしたex5ファイル(MT5の場合)、またはex4ファイル(MT4の場合)をコピーし張り付けます。
エクスプローラーを閉じ、最後にMT5またはMT4を再起動すると、インストールが完了します。
OANDA_Regression_Channelの設定方法
インジケーターの設置
OANDA_Regression_Channelを表示するには、チャートを選択した上で、ナビゲーター内の「OANDA_Regression_Channel」をダブルクリック、またはチャート上にドラッグ&ドロップします。
表示される設定画面で設定を行います。
設定項目
最初にMT5の場合は「仕様」タブ、MT4の場合は、「全般」タブの「DLLの使用を許可する」の部分にチェックを入れます。
【MT5の場合】
【MT4の場合】
その他の設定は主に「インプット(MT4の場合はパラメーターの入力)」タブで行います。
変数名 | 内容 |
---|---|
使用する価格 | 線形回帰トレンドからの乖離幅を計算する際に用いる価格を指定します。デフォルトは終値です。 |
対象の本数 | 対象となる期間をローソク足の本数で指定します。 |
ラインの色、種類は、「カラー」(MT4の場合は「色の設定」)タブで行います。指定するラインの種類は、次の通りです。
Resistance Line:上のライン
Main Line:中心のライン
Support Line:下のライン
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