指定したチャートのライン等のオブジェクトを同期することができるインジケーター「OANDA_Object_Sync」のご紹介
※このインジケーターはライン等のオブジェクトを同期する機能があるため、OANDAオーダーブックインジケーター等のオブジェクトを描画するインジケーターと同時に使うとオブジェクトを同期してしまい、うまく動作しませんのでご注意ください。
複数のチャート上のオブジェクトを同期
「OANDA_Object_Sync」はインジケーターを設定したチャート同士でライン等のオブジェクトを同期することができるインジケーターです。
例えば、ドル円の5分足と1時間足のチャートを別々のチャートで表示しているときに、1時間足で描画したラインを5分足のチャートに反映、または、5分足のチャートに描画したラインを1時間足のチャートに反映するといったことができるようになります。
同期できるオブジェクトは、トレンドラインや水平線等のラインはもちろん、チャネル、ギャン、フィボナッチ、エリオット波動のカウント(MT5のみ)、図形、矢印、グラフィックなど様々です。
OANDA_Object_Syncの使い方
OANDA_Object_Syncの使い方をご案内します。
このツールはOANDAのMT5またはMT4用の口座でのみ動作します。
OANDA_Object_Syncの設定
MT5またはMT4内のオブジェクトを同期したいチャートを用意し、同期するチャートの双方でインジケーターを設定します。
設定したいチャートを選択した状態でナビゲーター内の「OANDA_Object_Sync」をダブルクリックまたはチャート上にドラッグ&ドロップします。
その後、MT5の場合は「インプット」タブ、MT4の場合は「パラメーターの入力」タブで細かい設定を行います。
設定項目はグループ設定、同期するオブジェクトの設定の2つです。
グループ設定
IDの欄に同じ値を入れたチャート同士を同期します。
変数名 | 内容 |
---|---|
ID | 同期をするグループを設定します。同じ数値を入れたチャートが同期されます。 デフォルトは1です。 |
同期するオブジェクトの選択
同期できるオブジェクトの種類を指定します。ここでOnにした種類の描画物を同じグループの他のチャートに反映させることができます。
Offの場合は、他のオブジェクトで描画したものが反映されますが、Offに設定したチャートで描画したものは、同じグループの他のチャートには描画されません。
例えば、同じグループの1時間足のラインの設定をOn、5分足のラインの設定をOffに設定した場合、1時間足で描画したトレンドラインや水平線は5分足チャートに反映されますが、5分足チャートで描画したラインは1時間足のチャートには反映されません。
双方のチャートをOnに設定すると、いずれのチャートに描画したラインも同期されるようになります。
オブジェクトの種類 | 同期できるオブジェクト |
---|---|
ライン | トレンドライン、水平線、垂直線、アングルトレンド、サイクルライン |
チャネル | 平行チャネル、標準偏差パネル、回帰チャンネル、アンドリュービッチフォーク |
ギャン | ギャンライン、ギャンファン、ギャングリッド |
フィボナッチ系数 | フィボナッチリトレースメント、フィボナッチタイムゾーン、フィボナッチファン、フィボナッチアーク、フィボナッチチャンネル、フィボナッチエクスパンション |
エリオット波動(MT5のみ) | エリオット推進波、エリオット修正波 |
図形 | 長方形、三角形、楕円形 |
矢印 | サムズアップ、サムズダウン、上向き矢印、下向き矢印、ストップサイン、チェックサイン等 |
グラフィック | テキスト、ラベル、ボタン、チャート、ビットマップ等 |
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