「OANDA_Key_Reversal」を利用した順張りのトレード手法

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1．「OANDA_Key_Reversal」の概要

この記事では、OANDAのオリジナルインジケーター「OANDA_Key_Reversal」を用いた順張りのトレードアイデアを紹介します。

OANDA_Key_Reversal（以下、キーリバーサル）は、チャート上にキーリバーサルデーが出現したときにサインで教えてくれるインジケーターです。
キーリバーサルデー（Key Reversal Day）とは、トレンドの転換を示唆するローソク足パターンのこと。
上昇トレンド中においては、前日高値を更新したにもかわわらず、その後に前日安値を更新するローソク足が出現した場合を指し、反転下落のサインです。

このような場合、一時的に買いが優勢だったものの、結果として売りが優勢な状態で終わったと考えられ、相場の転換点であると解釈できます。
下降トレンド中においてはその逆の形です。

キーリバーサルデーはその名前の通り、本来日足におけるローソク足分析の一種です。
しかし、短期～中期の時間足においても、その他のテクニカル分析と組み合わせることで、相場が反転するポイントを見極めるシグナルとして活用できます。

画像1/OANDA_Key_Reversalを表示したチャート

2．トレード手順

本来は日足の分析に使うキーリバーサルデーですが、短期足の反転サインとして活用することにより、狭い損切り幅で大きな利幅を狙うことも可能です。
ここでは、移動平均線と組み合わせたスキャルピングの手法を紹介します。

＜手順①＞
チャートにキーリバーサルとEMAをセットする

5分足チャートにキーリバーサルを設置します。
また、トレンドを見極めるために期間25のEMA（指数平滑移動平均線）も加えます。

＜手順②＞
サイン出現後に、移動平均線でローソク足が反発していればエントリー

キーリバーサルデーが出現していて、なおかつ移動平均線で反発しているローソク足を見つけたら、矢印の方向にエントリーします。
損切りは、買いエントリーであればサインが出現したローソク足の安値より少し下、売りエントリーであれば高値より少し上に置きます。

＜手順③＞
直近の高値や安値を参考に利益確定

買いであれば前回の高値、売りであれば前回の安値付近を目安に利益確定します。
大きな値動きが狙えそうな場合には、移動平均線とローソク足がクロスする場所までポジションを保有して利益確定としても良いでしょう。

画像2/トレード例

＜総括＞

キーリバーサルデーと移動平均線を利用して、押し目買いや戻り売りのタイミングを計る手法です。
ピンポイントでプライスの反転を狙うことにより、狭い損切り幅で大きな利幅を獲得でき、リスクリワード比率の高い利益的なトレードを狙えます。

トレードを有利に進めるには、リバーサルデーが発生したローソク足の形状にも着目すると良いでしょう。
大きく反転したローソク足でエントリーすると、損切りの幅が大きくなってしまうので注意が必要です。

長期目線ではトレンドフォローの手法となり、上位足との方向感の一致や、十分なボラティリティがあるかどうかも意識したいところです。

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