「OANDA_Candle_Count」を利用した順張りのトレード手法
1.「OANDA_Candle_Count」の概要
この記事では、OANDAのオリジナルインジケーター「OANDA_Candle_Count」を用いた順張りのトレードアイデアを紹介します。
OANDA_Candle_Count(以下、ローソク足カウント)は、チャート上の陽線、陰線が連続している回数をローソク足の下に表示してくれるインジケーターです。
始値と終値が同じ場合にはカウントは「0」と表示されます。
基本的に、小さい数字が連続しているときはレンジ相場、大きい数字が見られるときはトレンド相場と解釈できます。
シンプルながら現在の相場の方向感やトレンドを識別するのに役立ちます。
画像1/OANDA_Candle_Countを表示したチャート
2.トレード手順
長期足チャートにローソク足カウントを設置することで、素早くトレンドを見極められます。
ここでは、数字を見ながらエントリーと決済するだけの簡単なトレンドフォローの手法を紹介します。
<手順①>
チャートにローソク足カウントをセット
ドル円の日足チャートにローソク足カウントを設置しましょう。
陽線または陰線が連続して出現するのを待ちます。
<手順②>
陽線または陰線が一定回数連続したらエントリー
ローソク足の陽線、陰線の連続回数が「5」になったら順張り方向にエントリーします。
陽線の連続回数が「5」になったら買い、陰線の連続回数が「5」になったら売りです。
<手順③>
エントリーと反対方向に一定回数連続したら決済
決済はエントリーと逆方向に陽線、陰線の連続回数が「3」になったときとします。
買いでエントリーしている場合は陰線の連続回数が「3」になったとき、売りでエントリーしている場合は陽線の連続回数が「3」になったときに決済します。
ただし、値動きが大きいときは損切りが深くなってしまい、直近の安値や高値を目安に逆指値を入れておいても良いでしょう。
画像2/トレード例
<総括>
ローソク足だけを使ったシンプルな順張り手法です。
トレンドが逆行するまで利益確定しないので、強いトレンドが出ているときには大きな利益を獲得できます。
数字にしたがってエントリーと決済を行うだけなので、環境認識や裁量判断が不要な点もメリットです。
取引する通貨ペアや時間足に応じて、エントリーや決済の際の連続回数を調整したり、ローソク足の形状も判断材料として取り入れたりすると良いでしょう。
十分に利が乗った場合には、逆指値やトレーリングストップを使って利益を確保したり、部分的に決済してポジションを軽くするのも有効です。
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Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
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所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会 / 日本投資者保護基金
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問い合わせ先:お問い合わせフォームから
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