「OANDA_Auto_fibonacci」を利用したトレード手法

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1．「OANDA_Auto_fibonacci」の概要

この記事では、OANDAのオリジナルインジケーター「OANDA_Auto_fibonacci」を用いた逆張りのトレードアイデアを紹介します。
OANDA_Auto_fibonacci（以下、オートフィボナッチリトレースメント）とは、直近の値動きに対して自動的にフィボナッチリトレースメントを表示してくれるインジケーターです。
MT4やMT5に標準搭載されているZigZagインジケーターを利用して波を定義しています。
フィボナッチリトレースメントを利用することで、価格が反転するポイントや利益確定の目標を定めるのに役立ちます。

デフォルトの設定では、直近の波動に対して23.6%、38.2%、50.0%、61.8%、100%、161.8%、261.8%、423.6%の9つの水準に自動的にラインを表示します。
どの水準にラインを表示するのかだけでなく、利用するZigZagの期間や反転率などもパラメーターから変更できます。

画像1/OANDA_Auto_fibonacciを表示したチャート

2．トレード手順

オートフィボナッチリトレースメントを利用して、押し目買いや戻り売りを狙う手法を紹介します。
設定はデフォルトのものを使いますが、説明に通常のフィボナッチリトレースメントを表示していますのでご了承ください。

＜手順①＞
チャートにオートフィボナッチリトレースメントをセットする

取引したいチャートにオートフィボナッチリトレースメントを適用しましょう。
設定はデフォルトのままで構いませんが、トレードする銘柄や時間足に応じて調整してください。
今回は例として、ドル円の日足チャートを利用します。

＜手順②＞
フィボナッチの50.0%もしくは61.8%のラインまで押したら逆張りでエントリー

買いエントリーの場合は、上昇基調にあるチャートにおいて明確な上昇波動が出現するのを待ちましょう。
上昇から下落に転じて、オートフィボナッチリトレースメントによって自動的にフィボナッチリトレースメントが表示されたら、半値戻しとなる50.0%もしくは61.8%のラインでの反発を狙います。
描画されたいずれかのラインにローソク足がタッチしたら逆張りでエントリーしましょう。
売りエントリーの場合は、この条件を反転させて考えます。

＜手順③＞
価格が0%ラインにタッチしたら決済

上昇トレンドに回帰して、価格が0%ラインにタッチしたところで利益確定とします。
0%ラインを超えて続伸しそうなときは、ポジションの一部を残してさらに利益を狙っても良いでしょう。
損切りに関しては全戻しとなる100%のライン、もしくは61.8%のラインの少し下（買いの場合）に置きます。

画像2/トレード例

＜総括＞

オートフィボナッチリトレースメントを利用してトレンド方向への反転を狙う手法です。
トレンドを判別するために、補助的に移動平均線の傾きや、価格との位置関係などを参考にしても良いでしょう。
ある程度ボラティリティがあり、相場が活況なときの方が反転を期待できます。

買いエントリーの場合は高値と安値が切り上がっていて長期トレンドが明確なときや、波形が明確で誰もが注目しそうなポイントを狙って取引すると、より確度の高いトレードとなるでしょう。

>「OANDA_Auto_fibonacci」の詳細やダウンロードについてはこちら

>OANDA証券が提供するオリジナルインジケーターや取引手法のやり方に関するコンテンツはこちら

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