ZigZagの波に対するフィボナッチリトレースメントを自動で表示する「OANDA_Auto_fibonacci」のご紹介
フィボナッチリトレースメントを自動で表示
MT5、MT4用のインジケーター「OANDA_Auto_fibonacci」はMT5やMT4に標準装備されているインジケーター「ZigZag」の波に対してフィボナッチリトレースメントを表示するツールです。
「ZigZag」は次の画像のように一定期間の高値・安値を基準に価格の動きの波をジグザグの線で表示するインジケーターです。
【MT4、MT5にデフォルトで装備されている「ZigZag」】
「OANDA_Auto_fibonacci」はこのZigZagの波のうち指定した波に対するフィボナッチリトレースメントを描画します。
デフォルトではZigZagの最後の波に対して0%、23.6%、38.2%、50.0%、61.8%、100%、161.8%、261.8%、423.6%の9つの水準に自動的にラインを表示します。/p>
表示する水準、ラインの数は設定で指定することができます。
【OANDA_Auto_fibonacciの表示例】
>「OANDA_Auto_fibonacci」を利用したトレード手法についての詳細はこちら
>OANDA証券が提供するオリジナルインジケーターや取引手法のやり方に関するコンテンツはこちら
OANDA_Auto_fibonacciのインストール方法
OANDA_Auto_fibonacciはこちらからダウンロードすることができます。
インジケーターのダウンロードが完了したら、MT5またはMT4のメニューの「ファイル」→「データフォルダを開く」をクリックします。
表示されるエクスプローラーの「MQL5」フォルダ(MT4の場合はMQL4)内の「indicators」のフォルダの中にダウンロードしたex5ファイル(MT5の場合)、またはex4ファイル(MT4の場合)をコピーし張り付けます。
エクスプローラーを閉じ、最後にMT5またはMT4を再起動すると、インストールが完了します。
OANDA_Auto_fibonacciの設定方法
インジケーターの設置
OANDA_Auto_fibonacciを表示するには、チャートを選択した上で、ナビゲーター内の「OANDA_Auto_fibonacci」をダブルクリック、またはチャート上にドラッグ&ドロップします。
表示される設定画面で設定を行います。
設定項目
最初にMT5の場合は「仕様」タブ、MT4の場合は、「全般」タブの「DLLの使用を許可する」の部分にチェックを入れます。
【MT5の場合】
【MT4の場合】
その他の設定は主に「インプット(MT4の場合はパラメーターの入力)」タブで行います。
主な設定項目は次の通りです。
変数名 | 内容 |
---|---|
ZigZagDepth(期間) | ZigZagの設定におけるDepthを指定します。 |
ZigZagのDeviation(転換率) | ZigZagの設定におけるDeviationを指定します。 |
ZigZagのBackStep(反転の最小期間) | ZigZagの設定におけるDepthを指定します。 |
直近から数えて何本目のZigZagを使用するか | どのジグザグの波を使用するかを直近の波から数えた番号で指定します。 |
フィボナッチ軸線の色 | フィボナッチの軸線の色を指定します。 |
フィボナッチ水準の色 | フィボナッチの各水準の水平線の色を指定します。 |
フィボナッチ水準①~⑨の表示の有無 | フィボナッチの各水準の水平線の表示の有無を指定します。trueを選択すると表示、falseを選択すると非表示となります。 |
フィボナッチ水準①~⑨ | フィボナッチの水準の%を数値で指定します。 |
ラインの延長の有無 | 各水準のラインを右に延長するかどうかを指定します。trueを指定すると延長、falseを指定すると延長しません。 |
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