Pivotの水準をチャートに表示する「OANDA_Multi_Pivot」のご紹介
チャート上にPivotの水準を表示
MT5、MT4用のインジケーター「OANDA_Multi_Pivot」はチャート上にPivotの水準を表示するインジケーターです。
Pivotとは、基本的には前日の日足の高値、安値、終値を元に算出された基準となるPP、レジスタンスの目安となるR1、R2、R3(HBOP)、サポートの目安となるS1、S2、S3(LBOP)の7つの水準を用いて値動きを分析する方法です。
「OANDA_Multi_Pivot」は、前の足の高値、安値、終値を用いて算出されたこれらの水準をチャート上にラインで表示するインジケーターです。
基本的には、日足の高値、安値、終値で算出されたものを短い足のチャートに表示させますが、その他の時間足の高値、安値、終値で計算された水準を表示することも可能です。
【EURUSDの15分足に日足のPivotを表示させた例】
OANDA_Multi_Pivotのインストール方法
OANDA_Multi_Pivotはこちらからダウンロードすることができます。
インジケーターのダウンロードが完了したら、MT5またはMT4のメニューの「ファイル」→「データフォルダを開く」をクリックします。
表示されるエクスプローラーの「MQL5」フォルダ(MT4の場合はMQL4)内の「indicators」のフォルダの中にダウンロードしたex5ファイル(MT5の場合)、またはex4ファイル(MT4の場合)をコピーし張り付けます。
エクスプローラーを閉じ、最後にMT5またはMT4を再起動すると、インストールが完了します。
OANDA_Multi_pivotの設定方法
インジケーターの設置
OANDA_Multi_Pivotを表示するには、チャートを選択した上で、ナビゲーター内の「OANDA_Multi_Pivot」をダブルクリック、またはチャート上にドラッグ&ドロップします。
表示される設定画面で設定を行います。
設定項目
最初にMT5の場合は「仕様」タブ、MT4の場合は、「全般」タブの「DLLの使用を許可する」の部分にチェックを入れます。
【MT5の場合】
【MT4の場合】
その他の設定は主に「インプット(MT4の場合はパラメーターの入力)」タブで行います。
変数名 | 内容 |
---|---|
時間足 | どの時間足の数値で計算されたPivotを表示するかを指定します。デフォルトは「D1(日足)」です。 |
表示する本数 | 何本前の足までラインを表示するかを指定します。 |
ラインの色、幅、種類の設定はカラー(MT4の場合は色の設定)のタブで行います。
上からR3、R2、R1、PP、S1、S2、S3の設定となります。
うまく表示されないときの対処法
時間足を切り替えたり、銘柄を切り替えた場合に、過去のレートが読み込みが不十分で、うまく表示されない場合があります。この際、ツールバーで時間足を他の時間足に切り替え、戻すという作業を数回繰り返すと、レートの読み込みが行われ、うまく表示されることがあります。
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