オアンダラボ 30の戦略

JP225(日本株価指数225)で朝の高値/安値ブレイクアウトを狙うトレードアイデア


1.8時45分~9時30分の高値/安値に注目

ここで紹介するのは、株価指数CFDを取引する際に役立つトレードアイデアです。

今回、トレードの対象とする銘柄は「JP225(日本株価指数225)」で、15分足を利用します。

JP225のリアルタイムチャートは、以下より御覧いただけます。
>JP225(日本株価指数225)リアルタイムレート

概要としては、日本の先物市場が始まる8時45分から3本のローソク足の高値/安値を目安に、ブレイクアウトを仕掛けます。

基本的に、JP225(日本株価指数225)は朝に顕著な動きがあった場合はその方向へ伸びやすい傾向があります。
もちろんダマシはあるものの、この傾向はトレードに応用できます。
具体的には、15分足で8時45分から9時、9時から9時15分、9時15分から9時30分までに形成される3本のローソク足(以下、ブレイク対象足)に対して、高値ラインと安値ラインを引きます。
そして、高値を上抜けたら買いエントリー、安値を下抜けたら売りエントリーします。

株価指数CFDを取引する際に役立つトレードアイデア

エントリーのタイミングは、株式市場の前場が終わるまで(11時30分)の時間帯が望ましいです。
というのは、昼休み以降の時間はトレンドが変わったり、値動きが乏しくなったりする傾向があるからです。
したがって、前場の時間内に当該高値を上抜けない、安値を下抜けないという場合は、エントリーを見送ります。

2.状況に応じて2つの損切りを使い分ける

利益確定に関しては、50~60円の値幅を一つの目安とします。
基本的に、買いでも売りでもそれくらいの値幅を獲得できたら利確するようにしましょう。

一方、損切りについては二つの考え方があります。
一つは、ブレイク対象足の高値/安値を損切りラインとする考え方です。
買いの場合は安値を、売りの場合は高値を損切りラインとします。

もう一つは、エントリーした足の高値/安値を損切りラインとする考え方です。
買いの場合は、エントリーした足の安値、売りの場合はエントリーした足の高値を損切りラインとします。

なお、相場状況に応じて、エントリーした足の1本前の足の高値/安値にアレンジするのも良いでしょう。
エントリーした足(または1本前の足)の高値/安値なら、ブレイク対象足での設定よりも損切り幅を狭くすることが可能です。
トレードする際には、エントリーの時点で損切りの逆指値も入れましょう。

買いの場合は安値を、売りの場合は高値を損切りライン

3.55日移動平均線や平均足を加えて精度を高める

このトレードアイデアの応用として、チャートに55日移動平均線(SMA)を加えるのも有効です。
55日移動平均線の傾きから相場の大きなトレンド(方向性)を判断し、その流れに沿ってトレードします。
例えば、55日移動平均線の傾きが右上がりなら買いポジション、右下がりなら売りポジションを取り、トレンドに逆らうトレードはしません。

チャートに55日移動平均線(SMA)を加えるのも有効

また、決済のアレンジとして、ローソク足ではなく平均足を利用するのも良いでしょう。
平均足はトレンド発生時に同じ色の足が連続しやすいという特徴があるので、エントリーしたあとに平均足の色が変わるまでポジションを持ち続け、色が変わったところで決済するという使い方ができます。

決済のアレンジとして、ローソク足ではなく平均足を利用

4.日本時間を表示するインジケーター

OANDA証券のMT5(MT4)に表示される時間は、GMT+2(サマータイムはGMT+3)です。
この表示時間では、日本時間を把握しにくいという場合は、下記の日本時間を表示するインジケーターをご利用ください。
当記事の解説画像では、このインジケーターを利用しています。
最下段の表示時間がデフォルトのもので、その上に表示されているのがインジケーターによる時間です。
この表示は、自由にカスタマイズができます。

詳しくは下の記事を参照してください。
>日本時間を表示できるインジケーター「OANDA_Local_Time」のご紹介

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詳しくは、以下のコンテンツを読み進めて下さい。

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JP225(日経株価指数225)

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