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株価指数CFDとは|意味・メリット・デメリットを詳しく解説


株価指数CFDとは、株価指数を原資産とする金融商品のことです。

本記事では、株価指数CFDの意味や、メリット・デメリットについて詳しく解説します。

株価指数とは

ここでは株価指数の意味と、代表的な株価指数について解説します。

  • ・意味
  • ・代表的な株価指数

意味

株価指数とは、一定の銘柄グループなどの株価を指数化したものです。

例えば、日経平均株価は東京証券取引所のプライム市場に上場している銘柄の中から225銘柄をピックアップし、株価を平均化した指数です。

対象となる銘柄グループ全体の値動きを表し、個別銘柄の値動きとは異なる分析をする材料として見られます。

代表的な株価指数

国内の代表的な株式指数は、以下の通りです。

海外の代表的な株式指数は、以下の通りです。

各指数の詳細は、リンク先の記事で詳しく解説しています。

株価指数CFDとは

株価指数CFDとは、株価指数を原資産としたCFD取引差金決済取引)のことです。

CFD取引とは、現物の受け渡しや対価の支払いを行わず、取引開始時と終了時の損益(差金)のみの受け渡しを行う取引を意味します。

株価指数は、景気が良くなる(株価が上がる)と予想される局面では、価格が上昇する傾向があります。

逆に景気が悪くなる(株価が下がる)と予想される局面では、価格が下落する傾向があります。

株価指数CFDとは

株価指数CFDを取引する際のメリット

株価指数CFDを取引する際のメリットは、以下の通りです。

  • ・レバレッジを掛けることができる
  • ・売りからでも取引できる

レバレッジを掛けることができる

レバレッジとは、FX(CFD)会社に預けた資金(証拠金)を担保とし、預けた資金以上の金額で取引できる仕組みのことです。

少額の資金でも大きな金額を動かせるため、同じ値動きでもより大きな利益を期待できるようになります。

レバレッジの仕組み

株式投資の場合、「現物取引」ではレバレッジを掛けることができません。

「信用取引」ではレバレッジを掛けられますが、レバレッジ倍率は「最大約3.3倍」に制限されています。

それに対して株価指数CFDは、より大きなレバレッジ倍率で取引できるのが一般的です。

OANDA証券の株価指数CFDの場合、レバレッジ倍率は最大10倍です(個人・法人のお客様共通)。

詳しくは「OANDA証券の株価指数CFD取引概要」で確認できます。

売りからでも取引できる

株式投資を代表とする「現物取引」だと、買いから始める取引しかできません。

一方で、株価指数CFDは売りから始める取引が可能です。

売りから始める取引は、下落トレンドでも利益を狙えます。

株価指数CFDは売りからでも入れる

株価指数CFDを取引する際のデメリット

株価指数CFDを取引する際のデメリットは、以下の通りです。

  • ・レバレッジに比例してリスクが大きくなる
  • ・元本割れしてしまう可能性がある

レバレッジに比例してリスクが大きくなる

レバレッジを掛ける場合、レバレッジの大きさに比例してリスクも大きくなります。

以下の図は、米ドル/円が1円下落した際に、レバレッジ3倍と20倍で損失の差がどの程度広がるかをまとめたものです。

レバレッジに比例してリスクが大きくなる

レバレッジ20倍の方が損失が1万7,000円大きくなり、3倍の場合と比較して、約7倍の損失となっています。

元本割れしてしまう可能性がある

株価指数CFDの取引に限らず、株式投資や投資信託、FXを含めた大部分の投資では、元本割れのリスクがあります。

取引する際は、元本割れが起きても生活に支障が出ないよう、余裕資金のみで投資を行うことが推奨されます。

OANDA証券のCFDは少額から取引可能

株式投資の場合、銘柄にもよりますが、基本的には数十万以上のまとまった資金が必要となるケースが多いです。

また、先物市場で株価指数先物の取引を行う場合も同様です。

それに対して、OANDA証券の株価指数CFDでは取引単位を細かく設定しているため、数千円〜数万円の資金から投資することができます。

具体例を挙げると、OANDA証券のCFDの場合、日経225を原資産とするJP225は1単位から投資できます。

日経平均株価が4万円のとき、JP225の1単位は4万円です。

レバレッジの仕組みにより取引に必要な証拠金は取引金額の10%であるため、1単位を4000円程度の証拠金で取引できます。

各銘柄の必要証拠金の目安」はこちらで確認できます。

【まとめ】株価指数CFDとは|意味・メリット・デメリットを詳しく解説

株価指数CFDは、株価指数を原資産とする金融商品です。

主な株価指数としては、日経平均株価NYダウナスダックS&P500などが挙げられます。

株価指数CFDには「レバレッジを掛けられる」「売りから入ることができる」などのメリットがあります。

反面、レバレッジによって損失が拡大するリスクもあるため、特にレバレッジを掛けた取引をする際には注意が必要です。

OANDA証券では前述の主な指数を含めた、様々な株価指数のCFD取引を行えます。

取引に役立つリアルタイムチャートやオリジナルのインジケーターなども提供しており、より快適に株価指数のCFD取引に取り組んでいただけます。

OANDA証券での取引に興味をお持ちいただけた方は、以下のボタンから口座開設をご検討ください。

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