金投資の始め方|メリット・デメリットや初心者向けの運用方法を解説
金(ゴールド)とは、貴金属と呼ばれる金属の仲間の一つです。
投資の世界では、コモディティ(商品)に分類され、株式や債券などと異なる値動きをすることから、オルタナティブ資産(代替資産)として注目を集めます。
金投資と言えば、金の塊である金地金(きんじがね)を購入し、現物として保有することをイメージする人も多いでしょう。
しかし、実際の金を購入するとなると多くの資金が必要なことや、現物保有は売らないことを前提とした長期取引になるなどといった理由から、短期的・中期的に運用したい場合には、不向きな投資方法です。
とはいえ、金への投資方法は様々であり、たとえばCFDやETF、先物取引などがあります。
どの投資方法にもそれぞれ特徴があり、一概にどれがおすすめとは言えません。
投資方法を選ぶうえで重要なことは、投資家自身がどのようなスタンスで投資を行っていくか、つまり投資をする目的です。
本記事では、金投資とはどのようなものか、どう始めればよいのかなどについて詳しく解説します。
なお金投資を始める方法を今すぐに確認したい場合は、以下のボタンを押し読み進めて下さい。
目次
- 1.金(ゴールド)のリアルタイムチャート
- 2.金投資とは?
- 3.金投資の3つのメリット
- 4.金投資の3つのデメリット
- 5.金投資を始める5つの方法
- 6.金投資で必ず知っておくべき3つのこと
- 7.OANDA証券で金CFDを始める方法
- 8.金のスペシャリスト「池水雄一」監修記事一覧
- 9.まとめ
1.金(ゴールド)のリアルタイムチャート
- ※スプレッドは東京サーバーコースにある通貨/銘柄はTY3のものを表示しています。それ以外はNY4のものを表示しています。
- ※オンライン本人確認を利用した場合の最短時間。混雑状況等の事情により、お時間をいただく場合もございます。
2.金投資とは?
金投資とは、金に投資を行うことです。
安全資産として位置づけられており、世界的なパンデミックや地政学的な紛争などで世界経済が不安定な際に、需要が高まる(買われやすい)傾向があります。
たとえば、現在(2023年7月時点)では、2020年に発生したコロナショックや2022年に発生したロシアウクライナ問題などの影響により、世界各国でインフレが進んでいます。
インフレを抑えようと、世界各国ではハイペースな金融引き締め(利上げ)を行っており、安定した状態とは程遠いです。
そのような中、2023年は、金は歴代最高値を更新するほどの上昇を見せています。
以下は、金/ドル(XAU/USD)のチャートです。
(出典:TradingView)
上記チャートを見るとわかる通り、世界情勢が不安定な時でも金は影響を受けにくいです。
また、1970年代では約35ドルで推移していましたが、2023年には約1900ドルと約50倍の上昇を見せています。
今後の世界情勢次第ですが、金の価格はさらに上昇していく可能性もあると予測できます。
>金価格の今後の予想(見通し)|10~20年後の値動きを徹底分析
「有事の金」という言葉があるように、先が読めないからこそ、リスクヘッジの一つとして金をポートフォリオに組み入れておくことは選択肢の一つです。
続いて、金へ投資するメリット・デメリットについて詳しく見ていきましょう。
3.金投資の3つのメリット
金へ投資するメリットは、以下の3つです。
- 1. 世界共通の価値がある
- 2. 金そのものに価値がある
- 3. インフレ(インフレーション)に強い傾向がある
それぞれ詳しく見ていきましょう。
【メリット1】
世界共通の価値がある
金は、無国籍通貨とも呼ばれ、世界共通の価値があります。
埋蔵量に限りがあるので、希少性があり無価値になることはありません。
安全資産として注目され、世界情勢が不安定になると、金が買われる傾向にあります。
また金はあと数十年で枯渇してしまうという見方もあり、そうなれば今後さらに希少性が増すと思われます。
つまり金の価値は高くなり、価格がさらに上昇する可能性もありそうです。
【メリット2】
金そのものに価値がある
金は、株式や通貨と違い、そのものに価値があります。
会社が発行する株式や国が発行する通貨は、会社や国が無くなれば価値は失われます。
しかし、金は実物資産なので、国や会社が無くなってもその価値は失われません。
多くの投資家たちは、株や通貨以外にも、リスクヘッジの一環として金を保有する傾向があります。
【メリット3】
インフレ(インフレーション)に強い傾向がある
・インフレ(インフレーション)とは?
インフレとは、モノの価値が継続して上昇していることを指します。
景気が良い時に発生しやすい特徴があります。
しかし、モノの価値が上昇するので、お金の価値は下がってしまいます。
金は、モノなので、インフレ(インフレーション)の影響を受けにくい特徴があります。
また戦争やテロ、災害など世界に大きな影響を与える事案が発生した際にも、安全資産として需要が高まる傾向があります。
前述の通り、リスクヘッジの一つとして、ポートフォリオの一部に組み込む投資家も多い資産です。
4.金投資の3つのデメリット
金へ投資するデメリットは、以下の3つです。
- 1. インカムゲインがない
- 2. 盗難・紛失のリスクがある
- 3. 取引コストが多い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
【デメリット1】
インカムゲインがない
金は、保有しているだけで利益が付与される利子や配当金のようなものはありません。
インカムゲインは期待できず、売買差益によって利益を得るキャピタルゲインを考える必要があります。
富裕層のようにポートフォリオの一部として長期的に保有する目的なら、そこまで価格変動を気にする必要はありません。
しかし、価格変動での利益を期待する場合は、金価格が変動する要因を理解し、売買タイミングを定める必要があります。
なおOANDA証券では、金相場の特徴を活かしたトレードアイデアの提供を行っています。
金の売買タイミングについて知りたい方は、本記事にある「金は売買差益(キャピタルゲイン)で収益を期待する」をお読み下さい。
【デメリット2】
盗難・紛失のリスクがある
金は、実物を保有する現物取引が一般的です。
家で保管するとなると、盗難や紛失のリスクが発生します。
また家で保管する際は、保管庫や金庫のようなものが必要です。
銀行の貸金庫や販売業者による預かりサービスなどもありますが、手数料が発生します。
金を現物で保有する場合、取引コストも多く発生します。
なお、金は現物取引が一般的ですが、CFDや先物取引など現物を保有しない取引方法もあります。
詳しくは「5.金投資を始める5つの方法」をお読み下さい。
【デメリット3】
取引コストが多い
金投資では、様々な取引コストが発生します。
以下で、どのようなコストが発生するのかを「5.金投資を始める5つの方法」で解説した取引方法別に見ていきましょう。
現物取引 | ・500g未満で発生する「スモールバーチャージ」 ・取引手数料 ・保管庫や金庫などの購入費 ・貸金庫や預かりサービスなどの利用料 |
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投資信託 |
・取引手数料 ・運用管理費用(信託報酬) ・信託財産留保額 |
金ETF | ・取引手数料 ・運用管理費用(信託報酬) |
金先物 | ・取引手数料 ・キャリーコストが発生 |
CFD | ・取引手数料 ・ファイナンシングコストが発生 |
金を提供する業者によって手数料の金額や、発生する手数料の種類などは異なりますが、主に上記のような手数料が発生します。
続いて、金投資の始め方について詳しく見ていきましょう。
5.金投資を始める5つの方法
金投資を始める方法は、主に以下5つの方法があります。
- 1. 金地金を購入して保有する「現物取引」
- 2. 投資信託
- 3. 金ETF
- 4. 金先物
- 5. 金CFD
それぞれどのような投資方法なのか、詳しく見ていきましょう。
金地金を購入して保有する「現物取引」
金への投資方法として一般的なのは、金地金を購入して保有する「現物取引」です。
購入場所 | ・田中貴金属 ・三菱マテリアル ・日本マテリアル など |
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特徴 | ・世界で最も取引量が多いのは「1㎏バー(現在レート:約900万円)」 ・500gや100グラム単位でも購入できるが、別途手数料が発生する |
メリット | ・金が手元にあるので、安心感がある ・長期的に保有できる |
デメリット | ・取引コストが高い ・金を保管するコストが発生する |
金地金は、田中貴金属や三菱マテリアルなどで購入できます。
世界的に取引量が多いのは「1㎏バー」ですが、1本約900万円します。
個人投資家にとっては少し割高であり、500gや100gなどサイズが小さいものを購入するのが一般的です。
ただし、サイズが小さいほど、コストとして「スモールバーチャージ」が課されます。
金地金を購入し現物保有しておけば、常に資産が手元にあるので、安心感を得られます。
金の価値はまだまだ上昇する可能性もあるので、長期的な視点で保有することも可能です。
しかし、金地金を購入するとなると、それなりの資金が必要です。
また金を保管するには、金庫が必要であり、コストも発生します。
金地金の現物保有は、長期的に金を保有できますが、その分コストが多く発生する取引方法です。
始める際は、十分な資金を用意する必要があります。
投資信託
投資信託とは、運用会社が委託者となり投資家から預かった資金を、受託者となる信託銀行との間で締結された投資信託契約に基づき、運用会社の指示によって運用される仕組みです。
購入場所 | ・証券会社 ・銀行 ・郵便局 など |
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特徴 | ・国内外の株式や債券、コモディティなどが投資対象 ・運用会社の運用成績に応じて、利益が分配される |
メリット | ・投資の専門家が代わりに運用してくれる ・少額から取引を始められる |
デメリット | ・取引コストが高い ・リアルタイムでの売買ができない ・元本保証ではない |
投資信託は、証券会社や銀行、郵便局などで購入できます。
株式や債券、コモディティなどを投資対象とし、投資家から預かった資金を投資家の代わりに運用会社が運用を行います。
プロの運用会社が代わりに投資を行ってくれるので、初心者の方でも利益を期待しやすい投資です。
少額から取引が始められる点も、大きなメリットです。
ただし、購入時に発生する「購入手数料」、保有時に発生する「運用管理費用」、解約時に発生する「信託財産留保額」といった手数料があり、その分取引コストがかかります。
また元本保証ではないので、元本割れする可能性もあります。
金ETF
ETF(Exchange Traded Fund)とは、日本語で上場投資信託と呼び、上述した投資信託の一種です。
購入場所 | ・証券会社のみ |
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特徴 | ・投資信託との違いは、上場しているかしていないか ・ETFは証券会社のみの取引 |
メリット | ・リアルタイムでの売買が可能 ・投資信託に比べて手数料が安い |
デメリット | ・分配金が自動で再投資されない ・24時間取引ができない |
ETFと投資信託の違いは、上場しているかしていないかです。
上場している銘柄が取引対象なので、証券会社でのみ取引を行えます。
株式投資と同様に、リアルタイムでの売買が可能です。
成行注文や指値注文などを活用し取引を行えるので、自由度の高い取引を行えます。
しかし、証券会社が開いている時間帯にしか取引を行うことは出来ません。
一般的に、前場(9時~11時30分)、後場(12時30分~15時)で、11時30分~12時30分はランチタイムとなり、取引が出来ません。
金先物
先物取引とは、ある商品の取引を行う際に、予め満期月(※限月)や価格を決めて取引を行う方法です。
(※限月とは、取引を行う期限)
購入場所 | ・証券会社 |
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特徴 | ・取引時に予め満期月や価格を決めてしまう ・商品先物と金融先物の2種類がある |
メリット | ・価格変動リスクを回避できる ・レバレッジを活用した取引が可能 |
デメリット | ・取引期限が決まっており、自由度の高い取引ができない ・追証がある |
先物取引は、先物取引を提供する証券会社の口座開設を行い取引を始めます。
取引を始める際に予め満期月と価格を決め、満期が来れば自動で決済されます。
たとえば、ある商品を満期日に100万円で購入すると決めます。
満期日までに相場が上昇していようが下落していようが、満期日に100万円で購入できます。
レートの変動を回避して取引を行うことが可能です。
またレバレッジを活用した取引も行えるので、資金効率の良い取引が行えます。
ただし、レバレッジを活用した取引は、大きな損失を発生させるリスクもあります。
追証もあるので、大きな損失を発生させると、追加で資金を入金しなければなりません。
金CFD
CFD(Contract for Difference)とは、日本語で差金決済取引と呼び、実際に現物を保有することなく売買を行う投資方法です。
購入場所 | 証券会社 |
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特徴 | ・株価指数や金、原油など様々な商品を取引できる ・実際に現物の受け渡しや対価の支払いがなく、発生した損益(差金)のみを受け取る |
メリット | ・レバレッジを活用した取引が可能 ・ほぼ24時間取引できる |
デメリット | ・配当金がもらえない ・ファイナンシングコストが発生する |
CFD取引は、CFDを提供する証券会社の口座開設を行い取引を始めます。
金以外にも、NYダウや日経平均株価などの株価指数、原油といった様々な商品に投資を行うことも可能です。
CFD取引は、現物取引と違い、取引を行っても現物の受け渡しや対価の支払いは発生しません。
その代わりに、担保のような証拠金を預け入れ取引を行います。
取引で発生した損益(差金)のみが、預け入れした証拠金で調整されるという仕組みです。
CFD取引の仕組みは、以下の画像を御覧下さい。
(画像:CFD取引の仕組み)
CFDでは、レバレッジを活用した取引が可能です。
ほぼ24時間取引が行えるので、忙しいビジネスパーソンの方でも無理なく取り組めます。
ただし、CFDは、資産を保有しているだけで利益が付与される配当金のようなものはありません。
またファイナンシングコストが発生するので、ポジションを持ち越してしまうと、その分コストが発生します。
なお、OANDA証券では、金CFD取引の提供を行っています。
●OANDA証券の金CFD投資なら約1万円から取引を始められる
OANDA証券の金CFD取引は、レバレッジを20倍まで活用できるので、約1万円という少額から取引を始められます。
なお金CFDを始めるのに必要な証拠金は、様々な要因で変わります。
最新の情報は、以下よりご確認下さい。
>商品CFD 取扱銘柄
またOANDA証券のCFDは、金以外にも、原油や天然ガスなどのエネルギー、コーンや大豆などの農産物といった、豊富な商品に投資を行えます。
OANDA証券の商品CFDの特徴は、以下よりご確認下さい。
>商品CFDの特徴
さらに10銘柄の値動きをすべて把握できるよう、市況チャートの提供も行っています。
市況チャートは、以下よりご確認下さい。
>世界の株価と市況リアルタイムチャート(自動更新)
OANDA証券では、お客様のニーズにお答えし様々なサービスを提供しています。
今後もCFD取引を行うお客様のニーズに合うよう、様々なサービスを提供する予定です。
ぜひ、OANDA証券の金CFD取引をご検討下さい。
OANDA証券で金CFD取引を始める方法は、以下から確認できます。
続いて、金投資を行う上でどのように運用をしていけばよいのか、詳しく見ていきましょう。
6.金投資で必ず知っておくべき3つのこと
金投資を始めるのであれば、以下3つのことは必ず知っておきましょう。
金の通貨単位は基本米ドル建て
金は世界中で取引されますが、基本的な通貨単位は米ドル建てです。
つまり金を取引するのであれば、米ドルの価格変動要因についても把握する必要があります。
一般的に金と米ドルは、逆相関の関係にあり、米ドルが上昇すれば金は下落し、米ドルが下落すれば金は上昇します。
必ずしも逆相関になるわけではありませんが、大まかな流れは同じです。
米ドルの変動要因は様々ですが、主に金利を見ておくと良いでしょう。
金利と米ドルの関係は、一般的に相関の傾向にあります。
たとえば、金利が上昇すれば米ドルは上昇し、金利が下落すれば米ドルは下落します。
つまり、金利が上昇すれば金は下落し、金利が下落すれば金は上昇します。
- ● 米金利上昇=金下落
- ● 米金利下落=金上昇
金利と金価格には逆相関の関係があるので、米国債利回りなどは分析しておくと良いでしょう。
なおOANDA証券では、米国債の利回りの推移をグラフで表示する「米国債利回りの推移」を提供しています。
●OANDA証券が提供する「米国債利回りの推移」
OANDA証券が提供する「米国債利回りの推移」では、米国債の利回りの推移と金やNYダウ、日経平均株価などの各資産の値動きを簡単に比較できます。
金相場を分析する上で、金利動向を把握することは大切です。
「米国債利回りの推移」の使い方は、以下の記事で詳しく解説しています。
>「米国債利回りの推移」の活用方法|ゴールドとの関係性について詳しく解説
また「米国債利回りの推移」は、OANDA証券の口座をお持ちの方なら、無料でご利用いただけます。
興味がある方は、ぜひOANDA証券の口座開設を行い、ツールを使ってみてください。
実需によって金の下値は支えられている
金は投資需要だけではなく、宝飾品やコインなどの実需もあります。
政府や中央銀行も金を保有しており、特に新興国などは金を多く保有している傾向があります。
これは、自国通貨が下落するリスクを軽減させることが目的です。
彼らは金を長期的に保有し、金が下落したら売るのではなく、逆に買いたいと考えています。
その結果、2022年の政府や中央銀行、新興国による金購入額は、過去最高となりました。
今後も彼らの買いが続くようであれば、金の下値は限定的となり、さらなる上昇が期待できます。
金は売買差益(キャピタルゲイン)で収益を期待する
金は、保有しているだけで利益を期待できる配当金(インカムゲイン)のような仕組みはなく、基本的に売買差益(キャピタルゲイン)でのみ利益を期待できます。
「安く買って高く売る、高く売って安く買い戻す」が基本です。
またこの取引方法なら、短期~長期までどの投資スタイルでも利益を期待することが可能です。
しかし、価格変動を利用する必要があるので、相場分析や取引手法などを決める必要があります。
相場分析は、主に以下2つの方法があります。
- ● ファンダメンタルズ分析
- ● テクニカル分析
ファンダメンタルズ分析は、政治や経済などから相場を分析する方法です。
上述した、金利動向の分析などはファンダメンタルズ分析にあてはまります。
テクニカル分析は、チャートのみを利用し、過去の値動きから将来の値動きを予測する分析方法です。
移動平均線やボリンジャーバンドと呼ばれるテクニカル指標を使い、売買タイミングを見極めます。
まず、ファンダメンタルズ分析で大まかな流れを把握し、テクニカル分析で売買タイミングを図るというのが一般的な相場分析方法です。
OANDA証券では、金CFD初心者の方に向けて、オリジナルトレードアイデアコンテンツを提供しています。
●OANDA証券が提供する金CFDの取引手法コンテンツ一覧
金投資初心者の方や具体的な取引手法がまだ決まっていない方などに向けて、エントリータイミングから利益確定、損切りまでといった取引における一連の流れを詳しく解説しています。
興味のある記事を以下から、読み進めて下さい。
1.金CFDのトレードアイデア|平均足や移動平均線などを使い日足で順張りする方法を解説
平均足・単純移動平均線・ボリンジャーバンド・ストキャスティクスといった4つのテクニカル分析を活用したトレードアイデアです。
トレンドフォロー型の手法であり、大きな利益を期待できます。
2.金CFDのトレードアイデア|RSIを使い1時間足で順張りする方法を解説
RSIのみを活用したシンプルなトレードアイデアです。
1時間足だけではなく、様々な時間足でも対応可能なので、自分の生活スタイルに合った取引が行えます。
3.金CFDのトレードアイデア|平均足・ボリンジャーバンド・ストキャスティクスを使い日足で逆張りする方法を解説
平均足・ボリンジャーバンド・ストキャスティクスといった3つのテクニカル分析を活用したトレードアイデアです。
逆張りの取引手法であり、短期取引に適しています。
4.金CFDのトレードアイデア|プライスアクションを利用して日足の初動を捉えるトレード方法を解説
TradingViewにデフォルトで内蔵されているストラテジー「ローソク足アップダウン・ストラテジー」を活用したトレードアイデアです。
サイン通りに取引を行えばよく、初心者の方にも適しています。
5.金CFDのトレードアイデア|ボリンジャーバンドとRSIを利用して日足で逆張りする方法を解説
ボリンジャーバンドとRSIを利用したトレードアイデアです。
どちらのテクニカル指標もオーソドックスなものであり、初心者の方でも使いやすいのが特徴的です。
6.金CFDのトレードアイデア|マクレラン・サメーションインデックスを利用する取引方法を解説
マクレラン・サメーションインデックスと単純移動平均線を利用したトレードアイデアです。
7.金CFDで「アルティメット・ムービング・アベレージ」と「RSI」を活用した取引手法を解説
アルティメット・ムービング・アベレージとRSIを利用したトレードアイデアです。
このトレードアイデアでは、順張りでエントリーのタイミングを捉える上で、移動平均線をベースにしたアルティメット・ムービング・アベレージ(UMA)を利用します。
8.金CFDで移動平均線とRSIを活用した逆張りのトレード手法について解説
移動平均線とRSIを利用したトレードアイデアです。
このトレードアイデアでは、ダマシ対策としてトレンド系とオシレーター系の2種類のテクニカル指標を組み合わせるのがポイントです。
9.金CFDで移動平均線とRSIを活用し日足で順張りするトレード方法を解説
移動平均線とRSIを利用した順張りのトレードアイデアです。
このトレードアイデアでは、順張りでエントリーのタイミングを捉える上で、日足の終値と移動平均線の位置関係を見極めます。
7.OANDA証券で金CFDを始める方法
OANDA証券で金CFD取引を始める方法は、以下の通りです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
【手順1】
OANDA証券の口座開設を行う
まず、OANDA証券の口座開設を行います。
口座開設をスムーズに行うために、以下3つのものを用意しておきましょう。
- 1. メールアドレス
- 2. 本人確認書類
- 3. マイナンバー
以下のボタンから、OANDA証券の口座開設フォームに飛べます。
必要書類や口座開設のやり方については、以下の記事を参考にしてください。
>FXの口座開設のやり方【図解付き】|必要書類や審査基準も徹底解説
また、はじめから実際のお金で取引を行うのに抵抗がある方は、デモトレードから始めてみましょう。
デモトレードなら取引に失敗しても実際のお金が減るわけではないので、気軽にCFD取引を体験できます。
以下のボタンから、OANDA証券のデモトレード用の口座開設フォームに飛べます。
デモトレードについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
>FXのデモトレードならOANDA証券|MT4/MT5で今すぐ無料体験
【手順2】
マイページ内にてCFD用のサブアカウントを作成する
OANDA証券の口座開設後は、マイページ内にてCFD用のサブアカウントを作成します。
その後、取引プラットフォーム「MT4/MT5」をインストールし、CFD用サブアカウントに入金を行えば、取引を始められます。
CFD用のサブアカウントの作成や「MT4/MT5」のインストール、入金方法の詳しいやり方は、以下の記事を参考にしてください。
>OANDAでのCFD取引を開始するまでの流れ
OANDA証券のCFD取引概要に関しては、以下の記事を参考にしてください。
>株価指数CFD取引概要
また、OANDA証券のCFD取引に関するその他の質問に関しては、以下の記事を参考にしてください。
>よくある質問
以上、OANDA証券で商品CFDを始める方法について解説しました。
口座開設後は、すぐに取引を始める前に、取引に必要な証拠金やロスカット水準などを事前に把握しておくと良いでしょう。
●金CFD取引を始める前に、必要証拠金やロスカット水準などを「証拠金・損益シミュレーション」で事前に確認しよう
預け入れ予定の金額・取引銘柄・取引数量などを入力するだけで、簡単に必要証拠金やロスカット水準、レバレッジ倍率などを算出できます。
取引前に、事前に確認しておきましょう。
証拠金・損益シミュレーションは、以下よりご確認下さい。
>証拠金・損益シミュレーション
8.金のスペシャリスト「池水雄一」監修記事一覧
池水雄一とは? |
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1986年上智大学外国語学部英語学科卒業後、住友商事株式会社。 1990年クレディ・スイス銀行、1992年三井物産株式会社で貴金属チームを率いる。 2006年スタンダードバンクに移籍、2009年同東京支店支店長就任。 2019年9月日本貴金属マーケット協会代表理事。 |
以下は、ゴールドのスペシャリストと呼ばれる「池水雄一」氏による監修記事一覧です。
- ● 金(ゴールド)とは?
- ● なぜ金(ゴールド)には価値があるのか?
- ● 金(ゴールド)はどこで採掘されるのか?
など、ゴールドを取引するなら知っておきたい基礎知識について詳しく解説しています。
ゴールドについてより詳しく知りたい方は、ぜひ全ての記事を読み進めて下さい。
●金のスペシャリスト「池水雄一」監修記事一覧
金(ゴールド)とは一体何か、どのような価値があるのかなど、金の基本的なことを解説します。
・金(ゴールド)の歴史|近代から現代におけるゴールドの価値を解説
金本位制やブレトンウッズ体制、現代における金など、金(ゴールド)の歴史について詳しく解説します。
金(ゴールド)の歴史や価値についてはここまでです。
以下からは、金(ゴールド)の需要と供給について解説しています。
・金(ゴールド)の需要と供給について|国別ゴールド鉱山生産量も解説
金(ゴールド)の需要と供給について解説します。
まず、金(ゴールド)の生産国はどの国が一番多いのかについて解説します。
・金(ゴールド)の供給|埋蔵量と資源量、二次供給(リサイクル)も解説
金(ゴールド)の鉱山生産コストや埋蔵量と資源量、二次供給(リサイクル)などについて詳しく解説します。
宝飾品、電子材や装飾品、その他工業用品など、金(ゴールド)の需要について詳しく解説します。
・金(ゴールド)の需要|公的機関(中央銀行)での需要について解説
各国の中央銀行も金(ゴールド)の売買を行います。
どの国が多く金(ゴールド)を売買しているのか、その保有量などについて詳しく解説します。
金(ゴールド)の一般的な投資方法である「現物投資」について詳しく解説します。
金(ゴールド)の代表的な投資方法である、ETF(上場投資信託)について詳しく解説します。
金(ゴールド)の需給の話は、ここまでです。
以下からは、金(ゴールド)の価格がどのようにしてどこで決まっているのか、その価格形成のマーケットの仕組みなどについて解説します。
・金(ゴールド)マーケットの仕組み|価格はどこで決まるのか?
本記事では、ゴールドマーケットの中心である「ロコ・ロンドン・ゴールド・マーケット 」について詳しく解説します。
・金(ゴールド)マーケットの仕組み|先物市場とは?Comexを例に解説
ゴールドマーケットの中心は「ロコ・ロンドン・ゴールド・マーケット」ですが、現在では「先物市場」が強い影響力を持ちます。
本記事では、先物市場の仕組みについて詳しく解説します。
・金(ゴールド)価格の決まり方とは?日本のゴールド価格の決まり方を解説
金(ゴールド)価格は、Loco London gold marketが中心となっていたのは昔の話で、今ではComex(先物市場)が中心となりつつあります。
本記事では、世界のゴールド価格はどこで決まっているのかなど、日本ではどのように決まっているのかについて詳しく解説します。
・金(ゴールド)価格と株式市場の関係性から金へ投資する必要性について解説
金(ゴールド)は「誰の債務でもない」という言葉があるように、それ自体に価値があります。
本記事では、なぜ金(ゴールド)へ投資する必要があるのかについて詳しく解説します。
金(ゴールド)投資を行う上で、金利や指数などの関係性について知っておく必要があります。
本記事では、金(ゴールド)投資を行う上で必ず知っておきたい8つの基本法則について詳しく解説します。
・金価格と米国金利の関係|過去の歴史からセオリー通りにならない時期についても解説
金(ゴールド)の価格と金利は、一般的に逆相関の関係にあると言われます。
おおむね逆相関の関係があるといえますが、そうではない時期もあります。
本記事では、金(ゴールド)の価格と金利が逆相関にならない時期について詳しく解説します。
まとめ
最後に、本記事で解説した金投資についてまとめます。
- 1. 金は世界共通の価値があり、世界中どこでも売買しやすい
- 2. 金投資は、実際に現物として保有する現物取引や、現物を保有しないCFD取引など、様々な投資方法がある
- 3. 金は米ドル建てが基本単位であり、主な変動要因は米金利
- 4. OANDA証券のCFD取引なら、金へ投資することが可能
OANDA証券では、金に関する初心者向けコンテンツ以外にも、実際の取引でも役立つオリジナルインジケーターなどの提供も行っています。
ぜひ、以下のコンテンツをご参考下さい。
金(ゴールド)を学びたい方へオススメコンテンツ
OANDA証券では、金(ゴールド)に関する基礎コンテンツを豊富に提供しています。
金CFD投資に興味をお持ちの方は、ぜひ取引前の勉強にお役立てください。
またOANDA証券の金CFD投資では、MT4・MT5での取引が可能です。
OANDA証券では、お客様の声を元に約70種類以上のオリジナルインジケーターを開発しており、実際の取引ですぐに役立ちます。
OANDA証券の口座をお持ちの方は、自由にダウンロードをして利用できるので、ぜひ口座開設を検討してください(※一部、会員ステータスによるダウンロード制限あり)。
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OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
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所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会 / 日本投資者保護基金
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
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