Pythonで「REST API」を使用するまでの4つの手順について解説
プログラミング言語の1つであるPythonを使ってREST API(以下、API)を使用するまでの手順を解説します。
PythonでAPIを使用するまでの流れは次の通りです。
1. OANDAの口座を開設する
APIを利用するには、OANDAの口座開設が必要です。
OANDAでは、本番口座とデモ口座の2種類を開設することができますが、APIを利用するために必要なAPIトークンが発行できるのは本番口座のみです。
デモ口座のみではAPIトークンの発行ができません。
2.APIトークンを発行する
本番口座開設後、APIトークンを発行します。
APIトークンを発行するためには、次の条件を全て満たしている必要があります。
- ●ステータスがゴールド会員以上である
- ●NYサーバーの口座残高が25万円以上である
- ●取引コースがプロコースである
*新規で本番口座開設後は、翌月末までゴールド会員の資格を得ることが可能です。
詳細についてはこちらの記事で解説しております。
手順に従ってAPIキーを発行してください。
>「REST API」を利用するのに必要なAPIトークンの発行条件や発行手順について解説
3.oandapyV20をインストールする
APIキーが準備できましたら、Pythonの実行環境を整えます。
Pythonをインストールし、pipコマンドでoandapyV20をインストールします。
Anacondaを利用している場合は、condaコマンドでインストールすることもできます。
pip install oandapyV20
conda install oandapyV20
githubからインストールすることも可能です。
pip install git+https://github.com/hootnot/oanda-api-v20.git
また、pipコマンドを利用しない場合には、githubからクローンしてインストールしてください。
git clone https://github.com/hootnot/oanda-api-v20.git
cd oanda-api-v20
python setup.py test
python setup.py install
4.APIを利用する
APIトークンの発行とoandapyV20のインストールが完了すると、APIの利用が可能になります。
APIを利用するためには、oandapyV20をimportします。
import oandapyV20
これで、oandapyV20を使ってAPIを利用できるようになります。
本記事の執筆者:TAT
本記事の執筆者:TAT | 経歴 |
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2016年大学院卒業後、外資系IT企業に入社。 その後は金融情報→不動産テック→アドテク企業で、Pythonを用いたプロセスオートメーション、ダッシュボード開発、データ分析、AI開発などの業務に従事。 プログラミングや株式投資に関する情報を発信する「気ままなブログ」を運営中。 |
「REST API」をさらに学びたい方へオススメのコンテンツ
OANDA証券では、「REST API」に関する記事を豊富に提供しています。
「REST API」を利用するための手順、プログラミング言語の一つPythonを使い「REST API」を使用するまでの手順など、初心者の方向けコンテンツも豊富にあるので、APIを使った取引を始めてみたい方はぜひ参考にしてください。
ただしAPIを利用した取引は、OANDA証券の口座開設+いくつかの条件があります。
事前に確認を行い、ぜひOANDA証券の口座を開設し「REST API」を使った取引をご検討ください。
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