東京外国為替市場概況・12時 ドル円、下げ渋り

市場概況
 28日の東京外国為替市場でドル円は下げ渋り。12時時点では143.69円とニューヨーク市場の終値(143.67円)と比べて2銭程度のドル高水準だった。軟調な米株価指数先物の動向をにらんだ下落は143.35円まで進んだところで一巡。国内は大型連休期間に入り市場参加者が少なく、薄商いのなか値幅が出やすいとの声も聞かれ一時143.86円前後と、朝方からのレンジ上限143.88円に迫るところまで買い戻された。その後もおおむね先週末NY終値をやや上回るレンジで推移した。

 ユーロドルは重い動きに。12時時点では1.1353ドルとニューヨーク市場の終値(1.1365ドル)と比べて0.0012ドル程度のユーロ安水準だった。手控え感があるなか対円でのドル持ち直しを受け、先週末NY終値を下回って推移。朝方からのレンジ下限1.1340ドルに近づく、1.1343ドル前後までユーロ安・ドル高となる場面があった。

 ユーロ円は戻りが鈍い。12時時点では163.14円とニューヨーク市場の終値(163.30円)と比べて16銭程度のユーロ安水準だった。米株価指数先物がマイナス推移のままで、日経平均株価も上昇の勢いを落ち着かせるなか、ユーロ円は162.89円まで下落幅を広げた。売り一巡後も先週末NY終値を下回って推移。ユーロドルのさえない動きも重しになった。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:143.35円 - 143.88円
ユーロドル:1.1340ドル - 1.1384ドル
ユーロ円:162.89円 - 163.47円

(関口)


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