半数が生成AIを「よく知らず」

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 文章や画像を作り出せる生成人工知能(AI)の認知度を、NTTドコモのモバイル社会研究所が調べたところ「名前は聞いたことはあるが、どのようなものか知らない」と答えた人の割合が45%に上った。「聞いたことがない」は8%だった。

 「詳しく知っている」は6%で「ある程度知っている」が41%だった。研究所によると「詳しく知っている」の程度は、人に説明できるレベルを想定して尋ねた。調査は2月、全国の15~69歳の男女を対象にオンラインで行った。地域の偏りが出ないように抽出し、7527人から有効な回答を得た。

 年代が上がるほど認知度は下がった。例えば「知らない」「聞いたことがない」との回答は10代の男性で計20%、女性は29%だった。60代では男性が52%、女性が73%となり、若年層との差が目立った。

 チャットGPTで広く知られるようになった生成AIは、仕事の効率化に役立つ一方、巧妙な偽情報の拡散などに悪用されている。

 モバイル社会研究所は04年に設立された。情報通信技術(ICT)が社会に及ぼす影響を調べている。


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