昨日(2025年4月24日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:2.988(-0.048)<-1.58%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは8営業日続落。
EIA(米エネルギー情報局)が週間在庫統計を発表し、在庫量の増加幅は市場予想より大きい結果でした。
発表前後のNATGAS価格は下落傾向で推移しています。
最終的に、23日終値に比べて下落で取引を終えました。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年4月25日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年4月25日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲの長い陰線となり、年初来安値を更新しました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
一時2.8ドル台まで下落して反発したものの、節目価格3.0ドルを割れて取引を終えました。
目先は、3.0ドル割れを契機に下落が加速するか、3.0ドル回復に向けて上昇するかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引後半の下落後に反発しましたが、始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており下落圧力は限定的です。
4月22日の値幅の範囲内の取引が続く中で、一時的に22日安値を割れましたが回復しています。
目先は、22日の値幅を上下どちらの方向へブレイクするかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から1基増加して481基でした。
2月以降、稼働リグ数は480基台で推移しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週から1基増加して98基でした。
稼働リグ数は2週連続で増加したものの、3週連続で100基を下回っています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で88bcf(10億立方フィート)増加し、1934bcfでした。
増加幅は過去5年間の平均値を上回り、在庫量は6週連続で増加しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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