昨日(2025年4月21日)のWTI原油動向振り返り
- 終値:63.155(-1.112)<-1.73%>
※OANDAが提供する商品CFD「WTI原油(USOIL)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
USOILは3営業日ぶりに下落。
米国とイランの間の核協議で進展があったと報じられており、イランの原油輸出に関して見通しが改善している模様です。
また、米中の貿易戦争が引き続き注目を集めていると伝えられており、USOILは下落しました。
その一方、ドルインデックスが下落しており、価格下落は限定的だったと指摘されています。
【WTI原油(USOIL)】本日(2025年4月22日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年4月22日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲのある陰線を形成し、おおむね前営業日17日の値幅内の値動きに留まりました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足と平均足は重なっており下落圧力は限定的です。
4月9日の安値55ドル台から、17日に64ドルを回復するまで上昇した後、上昇一服となりました。
目先は、4月9日安値からの反発を再開するか、下落が続き4月9日安値を目指すかに注目です。
<1時間足チャート分析>
取引開始から下落が進んだ後、後半に反発しましたが、始値を下回る水準で取引を終えました。
平均足は陰連しているものの、ローソク足は平均足を上回っておりトレンド転換を示唆しています。
前営業日17日の64ドル台到達が天井となる形で21日は下落が進みました。
目先は、64ドル回復に向けて反発が進むか、反落し節目価格60ドルを目指すかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、2025年4月17日時点の米国の原油リグ稼働数は481基でした。
前週から1基増加し、480基台での推移を続けています。
原油在庫の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、2025年4月11日時点の原油在庫は前週比で51.5万バレルほど増加し、およそ4億4286万バレルです。
2025年1月後半から右肩上がりの推移を続けています。
またWTI原油(USOIL)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>WTI原油(USOIL)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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