先週金曜日（2025年4月18日）のドル円動向振り返り

ドル円は緩やかな円高。

先週金曜日はグッドフライデーのため主要国が休場で、市場参加者が少なかったと報じられています。
ドル円は円高が緩やかに進み、この傾向は土曜日の朝まで継続しました。

なお、日本で消費者物価指数（CPI）が発表され、市場予想と比べてやや低下しました。
発表直後のドル円に大きな動きは見られません。
また、加藤財務相が発言し、為替について米国と協力し続けていく旨が報じられています。

本日（2025年4月21日）のドル円チャートテクニカル分析

（チャートは2025年4月21日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）

「オーダーブック」を見ると、141円台前半の買い注文が特に厚いです。
サポートラインよりも少し円高の水準で発注されており、これが注目されている可能性があります。
また、142円台半ばにも、特に厚い買い注文があります。
レジスタンスライン付近に位置しており、これに着目した注文だと考えられます。

その一方、144円付近の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、143円付近にも、特に厚い売り注文があります。
この周辺にもレジスタンスラインがあり、これを狙った注文だと考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ドル円と他の通貨ペアとの相関分析

（画像は2025年4月21日7時のもの）

過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのはポンド円と豪ドル円です。
豪ドル米ドルとも弱い相関関係でした。
その一方、強い逆相関関係だったのはユーロドルです。
ポンドドルとも逆相関関係でした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

（画像は2025年4月21日7時のもの）

過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はユーロ、最も弱い通貨はNZドルです。
円はプラス圏で安定的に推移して先週の取引を終了し、本日朝はプラス方向に進む場面がありました。
ドルはゼロを挟んで取引され、本日朝はややマイナスに位置しています。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

今週のドル円の注目材料

21日（月）23:00（米国）3月景気先行指標総合指数（前月比）
22日（火）23:00（米国）4月リッチモンド連銀製造業指数
23日（水）22:45（米国）4月サービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
23日（水）22:45（米国）4月総合購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
23日（水）22:45（米国）4月製造業購買担当者景気指数（ＰＭＩ、速報値）
23日（水）23:00（米国）3月新築住宅販売件数（前月比）
23日（水）23:00（米国）3月新築住宅販売件数（年率換算件数）
23日（水）27:00（米国）米地区連銀経済報告（ベージュブック）
24日（木）21:30（米国）前週分失業保険継続受給者数
24日（木）21:30（米国）前週分新規失業保険申請件数
24日（木）21:30（米国）3月耐久財受注（前月比）
24日（木）21:30（米国）3月耐久財受注・輸送用機器除く（前月比）
24日（木）23:00（米国）3月中古住宅販売件数（前月比）
24日（木）23:00（米国）3月中古住宅販売件数（年率換算件数）
25日（金）8:30（日本）4月東京都区部消費者物価指数（ＣＰＩ、生鮮食料品除く）（前年同月比）
25日（金）19:30（ロシア）ロシア中銀政策金利
25日（金）23:00（米国）4月ミシガン大学消費者態度指数・確報値

本日発表予定の経済指標はこちら

またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート

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