昨日(2025年4月17日)のドル円動向振り返り
ドル円は最終的に円安。
赤沢経済再生相が発言し、日米関税交渉に関して為替の議論が出なかった旨が示されました。
発言後のドル円は円安が進んでおり、この発言がきっかけだったと報じられています。
円安の動きは夕刻まで続き、夜は円高方向に戻る展開です。
最終的に、16日終値に比べて円安で取引を終えました。
なお、米国で住宅着工件数や前週分新規失業保険申請件数等が発表され、市場予想比で強弱まちまちでした。
この時間帯のドル円は円高が進んでいます。
また、国際通貨基金(IMF)専務理事が発言し、貿易摩擦は各国に地域貿易への注力を促す旨が報じられています。
本日(2025年4月18日)のドル円チャートテクニカル分析
(チャートは2025年4月18日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示)
「オーダーブック」を見ると、141円台後半の買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、141円付近にも、特に厚い買い注文があります。
キリの良い数字であり、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、143円付近の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。
また、144円付近にも、特に厚い売り注文があります。
この周辺にもレジスタンスラインがあり、これを意識した注文だと考えられます。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
(画像は2025年4月18日7時のもの)
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と強い相関関係だったのはユーロ円とポンド円です。
その一方、逆相関関係だったのはユーロドルと豪ドル米ドルです。
ポンドドルとも弱い逆相関関係でした。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
(画像は2025年4月18日7時のもの)
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円はマイナス圏で上下動し、この傾向は本日の朝まで継続しました。
ドルはおおむねプラス圏で推移し、最終的にややプラスで取引を終えました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日(2025年4月18日)の主な経済指標
グッド・フライデー
豪州、NZ、香港、シンガポール、ドイツ、英国、カナダ休場
米国、株式、債券、商品市場休場
08:30(日本)全国消費者物価指数(CPI)
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
Published by
OANDA Lab編集部
OANDA証券株式会社が運営する「OANDAラボ」は、FX/CFDを統計学的側面で科学するメディアです。外国為替(FX)や世界の株価指数、金や原油などの商品市場に関するマーケット情報やデータ、ニュースを提供しています。
会社名:OANDA証券株式会社
所在地:東京都千代田区平河町1-3-13 CIRCLES平河町 10階
加入協会:一般社団法人金融先物取引業協会 / 日本証券業協会 / 日本商品先物取引業協会
登録番号:第一種 金融商品取引業 関東財務局長 (金商) 第2137号
問い合わせ先:お問い合わせフォームから
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。