ニュース
豊田自動織機と東北大発のベンチャー企業、エレベーションスペース(仙台市)は16日、宇宙空間の実証実験で使った機器を地球に帰還させる際に入れるカプセルの材料の共同開発を始めたと発表した。炭素繊維を採用し、大気圏突入時の高温に耐えられるようにする。世界で民間主導の宇宙ビジネス市場が拡大する中、日本の宇宙産業の国際競争力向上を目指す。
カプセルが宇宙空間から大気圏に突入する際、表面温度は3千度近くになることもあるという。豊田織機は繊維機械事業で培ったノウハウを生かして炭素繊維を使った織物の技術開発をしており、軽量で耐久力の高い材料の開発を目指す。
共同通信社提供

Provided by
共同通信社
東京を拠点とする日本を代表する総合国際通信社。自らが取材したニュース、共同通信論説委員室で執筆した社説および一部の加盟社が取材したニュースなどを、加盟社である全国の新聞社とNHK、契約社である民間放送局や一部の新聞社、ネット媒体等に配信。
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。