昨日（2025年4月15日）のユーロ円動向振り返り

ユーロ円は円高が優勢。

日中のユーロ円は小動きで、夕刻以降に円高の展開でした。
ドル円とユーロドルがやや下落方向に推移しており、この影響を受けた模様です。
円高方向への動きは未明に止まったものの、最終的に円高で取引を終えました。

なお、ユーロ圏で鉱工業生産が発表され、市場予想よりも強い結果でした。
この時間帯のユーロ円は円高が進んでいます。
また、加藤財務相が発言し、為替については米財務長官との間で認識を共有している旨が報じられています。

本日（2025年4月16日）のユーロ円チャートテクニカル分析

（チャートは2025年4月16日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）

「オーダーブック」を見ると、156円付近から164円台後半にかけて、買い注文を確認できます。
現在値周辺を含む広い範囲で発注されており、買い意欲の強さがわかります。
その中でも、162円台後半の買い注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これが注目されている可能性があります。

その一方、161円台前半の売り注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これを狙った注文の模様です。
また、165円付近にも、特に厚い売り注文があります。
キリの良い数字であり、これを意識した注文だと考えられます。

「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから

ユーロ円と他の通貨ペアとの相関分析

（画像は2025年4月16日7時のもの）

過去24時間の相関関係を見ると、ユーロ円と強い相関関係だったのはユーロドルです。
ドル円とも弱い相関関係でした。
その一方、逆相関関係だったのはポンド円とポンドドルです。
豪ドル米ドルとも弱い逆相関関係でした。

相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール

ユーロ、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析

（画像は2025年4月16日7時のもの）

過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円はマイナス圏で推移し、日付が変わる頃からゼロ付近で小動きでした。
ユーロはマイナス幅を広げる展開で、深夜以降は安定的に取引されました。

通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート

本日（2025年4月16日）の主な経済指標

15:00（英国）消費者物価指数（CPI）
21:30（米国）小売売上高（前月比）
22:45（カナダ）カナダ中銀　政策金利
26:30（米国）パウエルFRB議長　発言

本日発表予定の経済指標はこちら

またEUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>EUR/JPY(ユーロ/日本円)リアルタイムレート

---

本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。

---