昨日（2025年4月15日）のドル円動向振り返り
ドル円は最終的に円安。
中国が国内航空会社に対して、ボーイング機の受け取り停止を指示したと伝えられています。
貿易戦争激化を示す内容だったものの、ドル円の動きは限定的です。
日米貿易交渉が17日から開始される予定であり、一方向にポジションを傾けづらかった可能性があります。
今週のドル円は方向感の乏しい展開で、昨日は値動きの変動幅がさらに縮小しました。
なお、ニューヨーク連銀製造業景気指数が発表され、市場予想よりも強い結果でした。
これに対して、ドル円は特段の反応を示していません。
また、ボスティック米アトランタ連銀総裁が発言し、インフレ率は依然として目標を大きく上回っている旨が報じられています。
本日（2025年4月16日）のドル円チャートテクニカル分析
（チャートは2025年4月16日7時のもの。「OANDA_Order_Book_JP」を表示）
「オーダーブック」を見ると、142円台半ばの買い注文が特に厚いです。
サポートライン付近で発注されており、これが注目されている模様です。
また、141円付近にも、特に厚い買い注文があります。
キリの良い数字であり、これに着目した注文だと考えられます。
その一方、144円付近の売り注文が特に厚いです。
レジスタンスライン付近に位置しており、これを狙った注文の模様です。
また、151円付近にも、特に厚い売り注文があります。
キリの良い数字であり、これが注目されている可能性があります。
「オーダーブック」の詳細は、以下よりご確認下さい。
>オーダーブックをMT4/5に表示するインジケーター「OANDA_Order_Book_JP」はこちら
>Web版オーダーブックはこちらから
ドル円と他の通貨ペアとの相関分析
（画像は2025年4月16日7時のもの）
過去24時間の相関関係を見ると、ドル円と弱い相関関係だったのはユーロ円です。
その一方、逆相関関係だったのはポンドドルと豪ドル米ドルです。
相関性分析ツールは、以下よりご確認下さい。
>相関性チェックツール
米ドル、円を含む主要8通貨の通貨強弱分析
（画像は2025年4月16日7時のもの）
過去24時間の通貨強弱分析を見ると、直近で最も強い通貨はNZドル、最も弱い通貨はスイスフランです。
円はマイナス圏で推移し、日付が変わる頃からゼロ付近で小動きでした。
ドルはマイナス圏で取引され、日付が変わってからプラスに転じました。
通貨の強弱チャートは、以下よりご確認下さい。
>通貨の強弱チャート
本日（2025年4月16日）の主な経済指標
15:00（英国）消費者物価指数（CPI）
21:30（米国）小売売上高（前月比）
22:45（カナダ）カナダ中銀 政策金利
26:30（米国）パウエルFRB議長 発言
またUSD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>USD/JPY(米ドル/日本円)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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