香港株サマリー(15日)

市場概況
6日続伸も米関税政策の不透明感が重し、SMICが4%超安

 15日の香港株式市場で、ハンセン指数は6営業日続伸。終値は前日比0.23%高の21466.27ポイントだった。中国企業指数は0.21%高の7982.88ポイント。メインボードの売買代金は概算で1850億6000万HKドル。

 ハンセン指数は前日終値を挟んでもみ合った。前日の米株高が好感されたほか、中国政府が打ち出す追加の景気対策への期待は強いものの、米国の関税政策を巡る不透明感が嫌気され、相場の重しとなった。また、中国では16日に2025年1−3月期の国内総生産(GDP)や固定資産投資、3月の小売売上高や鉱工業生産など主要経済指標の発表が控えており、様子見ムードも強まった。

 ハンセン指数構成銘柄では、アリババ集団(09988)やAIAグループ(01299)が買われて指数を押し上げたほか、新東方教育科技(09901)や万洲国際(00288)、農夫山泉(09633)の上昇も目立った。半面、SMIC(00981)が4%超下げたほか、銀河娯楽(00027)や石薬集団(01093)も安かった。

 ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.67%安の4981.60ポイント。美的集団(00300)やテンセント・ミュージック(01698)、快手科技(01024)が上昇率上位。半面、SMICと同業の華虹半導体(01347)が下げたほか、自動車株の小鵬汽車(09868)や理想汽車(02015)も売られた。


OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 香港株サマリー(15日)