先週金曜日(2025年4月11日)の天然ガス動向振り返り
- 終値:3.534(+0.032)<+0.91%>
※OANDAが提供する商品CFD「天然ガス(NATGAS)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。
NATGASは最終的に上昇。
米国の関税政策を受けて、米国産天然ガスの需要減退懸念が報じられています。
NATGASは価格を下げる展開でした。
しかし、売り一巡後は買い戻しが活発になり、最終的に10日終値に比べて上昇で取引を終えています。
なお、CFTC(米商品先物取引委員会)が天然ガスの投機的ネットポジションを公開し、およそ10万9,000の売り越しでした。
売り越し幅は2週連続で縮小しています。
【天然ガス(NATGAS)】本日(2025年4月14日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年4月14日7時のもの)
左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示
<日足チャート分析>
ローソク足は下ヒゲが長く実体の短い陽線を形成し、9日の値幅内の取引が2日間続きました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
3.5ドル付近が支持帯となりつつあり、一時3.5ドルを割れたものの3.5ドルを回復して取引を終えました。
目先は、3.5ドルをめぐる攻防の行方に注目です。
<1時間足チャート分析>
3.5ドルを中心に小動きの1日となり、始値を若干上回り取引を終えました。
平均足は陰連しているもののローソク足は平均足の上にあり、トレンド転換を示唆しています。
10日の後半から3.5ドル付近で値動きが停滞中です。
3.5ドル付近での値動き停滞がいつまで続くかに注目です。
テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら
石油・天然ガス採掘装置(リグ)数の推移(週間)
米石油サービス会社ベーカー・ヒューズの発表によると、米国内石油リグの稼働数は前週から9基減少して480基でした。
減少幅は2023年6月以来の大きさを記録しています。
一方、天然ガスのリグ数は前週から1基増加して97基でした。
稼働リグ数は2週連続で100基を下回っています。
天然ガス貯蔵量の推移(週間)
米EIA(エネルギー情報局)の発表によると、天然ガスの貯蔵量は前週比で57bcf(10億立方フィート)増加し、1830bcfでした。
在庫量は4週連続で増加しています。
また天然ガス(NATGAS)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>天然ガス(NATGAS)リアルタイムレート
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OANDA Lab編集部
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