東京外国為替市場概況・10時 ドル円 下落

市場概況
 10日の東京外国為替市場でドル円は下落。10時時点では146.71円とニューヨーク市場の終値(147.76円)と比べて1円5銭程度のドル安水準だった。昨日の急伸に伴う反動の動きが朝方から続き、146.69円まで弱含んだ。相互関税の一時停止を好感し、日経平均は大幅高となったが、すでに織り込まれていることもあり為替相場の反応は鈍い。もっとも米中貿易戦争の激化懸念や日米間の円安是正の警戒感で、引き続きドル円の上値は重い。

 ユーロ円は弱含み。10時時点では161.18円とニューヨーク市場の終値(161.88円)と比べて70銭程度のユーロ安水準だった。ユーロドルの上昇が支えとなるも、ドル円の下げにつられ一時161.08円まで下値を広げた。また、ポンド円は188.40円、豪ドル円は89.85円、加ドル円は104.04円まで下押した。

 ユーロドルはじり高。10時時点では1.0986ドルとニューヨーク市場の終値(1.0949ドル)と比べて0.0037ドル程度のユーロ高水準だった。ドル円のドル売りに後押しされ1.0987ドルまで上昇した。時間外の米長期金利が低下していることも支え。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:146.69円 - 147.87円
ユーロドル:1.0943ドル - 1.0987ドル
ユーロ円:161.08円 - 161.92円


(金)


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