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【ブリュッセル共同】EUが、車部品で炭素繊維の使用規制を検討していることが8日、分かった。廃棄の際に人体に付着すると痛みを生じるといった影響を懸念しているとみられる。炭素繊維は、東レなどの日本企業が強みを持つ分野で、規制が決まれば関連事業にとって打撃となりそうだ。
EUでは、自動車の部材の再利用を促すために「ELV指令」を制定し、自動車部品で水銀や鉛などの有害物質の使用を制限。欧州議会は8日までに示したELV指令の改正案で、規制の対象に炭素繊維を加えることを盛り込んだ。
改正案は、欧州委員会との協議などを経て最終的に決定する。企業や業界からの反対が強ければ、修正される可能性がある。
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