東京マーケットダイジェスト・8日 ドル安・株急反発

スポット
ドル円:1ドル=147.59円(前営業日NY終値比▲0.25円)
ユーロ円:1ユーロ=161.87円(△0.56円)
ユーロドル:1ユーロ=1.0967ドル(△0.0055ドル)
日経平均株価:33012.58円(前営業日比△1876.00円)
東証株価指数(TOPIX):2432.02(△143.36)
債券先物6月物:141.04円(▲1.23円)
新発10年物国債利回り:1.260%(△0.150%)

※△はプラス、▲はマイナスを表す。

(主な国内経済指標)  
       <発表値>   <前回発表値>
2月国際収支速報
経常収支(季節調整前)
    4兆607億円の黒字  2481億円の赤字・改
経常収支(季節調整済)
    2兆3168億円の黒字 1兆9470億円の黒字・改
貿易収支
      7129億円の黒字  2兆9379億円の赤字

3月景気ウオッチャー調査
現状判断指数   45.1      45.6
先行き判断指数  45.2      46.6

※改は改定値を表す。▲はマイナス。

(各市場の動き)
・ドル円は小安い。朝方から148.00円前後での神経質な動きとなっていたが、148円台の定着に失敗すると、米長期金利の低下や本邦長期金利の上昇などを重しに147.25円まで押し戻された。一方で、日経平均株価の大幅高などが相場を下支えしており、下押しも限られた。

・ユーロ円は強含み。日本株高やユーロドルの上昇を支えにした買いが入り、一時162.20円まで値を上げた。もっとも、ドル円の伸び悩みなどが上値を抑制しており、昨日高値の162.37円手前では買いも一服となった。

・ユーロドルも強含み。アジア市場全般でリスクオフの巻き戻しが進むなか、昨日の引けにかけて売りが進んだ反動から買いが入った。米金利低下も相場を支え、1.0982ドルまで値を上げた。

・日経平均株価は4営業日ぶりに大幅反発。前日のナスダック高や外国為替市場での円高一服を手掛かりに過度なリスクオフムードが和らいだ。半導体や自動車関連など幅広い銘柄に買いが入り、指数は一時2100円超高まで急伸。自律反発狙いの買いも入りやすく、その後も高値圏での底堅い地合いを維持した。

・債券先物相場は5営業日ぶりに大幅反落。世界的な貿易摩擦が激化するとの過度な懸念が後退すると、安全資産とされる債券に売りが出た。この日実施された30年物国債入札が弱い結果となったことも相場の重しに。一時はサーキットブレーカーが発動する場面も見られた。

(岩間)


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