金(XAU)見通し (市況ニュース) :金価格は下落し2981ドル|ドルの需要が高く金は売られる(2025年4月8日)

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昨日(2025年4月7日)の金(XAU)動向振り返り

  • 終値:2981.94(-55.945)<-1.84%>

※OANDAが提供する商品CFD「金(XAU)」の終値です。
※終値はNY時間17時時点のMidです。

金(XAU)は3営業日続落。

米国の関税政策を受けてリセッションの懸念が報じられており、ドルの需要が高まっている模様です。
安全資産としての金を売ってドルに変える動きが活発だったと報じられています。

なお、クーグラー米連邦準備制度理事会(FRB)理事が発言し、インフレ期待が上昇しているものの、そのほとんどは短期である旨が報じられています。
インフレ期待は米政策金利の動向に影響すると考えられ、市場はこの点にも注目している旨が伝えられています。

【金(XAU)】本日(2025年4月8日)のチャートテクニカル分析

【金(XAU)】本日(2025年4月8日)のチャートテクニカル分析
(チャートは2025年4月8日7時のもの)

左:日足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Auto_fibonacci」を表示
右:1時間足「OANDA_Heikinashi_Smoothed」「OANDA_Support_Resistance」を表示

<日足チャート分析>

ローソク足は上下にヒゲのある陰線を形成し、3営業日続落となりました。
平均足は陽連しているものの、ローソク足は平均足の下にありトレンド転換を示唆しています。
3月半ば以来維持した節目価格3000ドルを割れて取引を終えました。
目先は、3000ドル割れで下落が加速するか、いったん反発を見せるかに注目です。

<1時間足チャート分析>

3000ドルを上下する値動きが続き、最終的に3000ドルを割れて取引を終えました。
平均足は陰連しローソク足はその下を推移しており、売り優勢を示しています。
3000ドルを割れたものの、ダブルボトムを形成して反発する可能性があります。
目先は、ダブルボトム形成により反発するか、このまま下落が進むかに注目です。

テクニカル分析チャートで使っているオリジナルインジケーター
OANDA_Heikinashi_Smoothedはこちら
OANDA_Support_Resistanceはこちら
OANDA_Auto_fibonacciはこちら
その他オリジナルインジケーターライブラリはこちら

XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

XAUUSDのボラティリティグラフチャート(1日の変動幅の推移)

4月7日のXAUUSDの値動きの変動幅(高値ー安値)は、10074.0pips(1pip=0.01ドル)でした。
直近の日足ローソク足は上下にヒゲのある陰線を形成し、値動きの変動幅は高水準を維持しています。

ボラティリティ グラフチャートはこちら

また金(XAU)リアルタイムチャートは、以下よりご確認下さい。
>金(XAU)リアルタイムレート

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OANDA Lab編集部

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問い合わせ先:お問い合わせフォームから


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