ニュース
ニューヨーク株式市場で4日に主要株価指数が大幅続落したことを受け、週明けの東京市場でも日経平均株価が大幅に値を下げそうだ。市場関係者からはマーケットの動揺が収まるまでには時間を要するとの声が出た。
日経平均株価は前週、過去最大となる3339円の下げ幅を記録した。三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩チーフマーケットストラテジストは4日の米国株急落を受け「7日の東京市場でも株価は相当下げそうだ」と、さらなる下落を予想する。
市川氏は、株式市場が落ち着きを取り戻すには、米国の貿易相手国の動向が鍵になると指摘。対抗措置として報復関税を課す動きが各国で広がると、トランプ米政権も関税措置を再び強化する可能性があり、混乱が続くと見る。
一方で交渉による解決を模索する流れが生じれば、市場は落ち着きを取り戻す契機になると分析。ただ、それでも短期間で市場の動揺が収束するとは考えにくく、市川氏は「しばらく時間がかかりそうだ」と語った。
共同通信社提供

Provided by
共同通信社
東京を拠点とする日本を代表する総合国際通信社。自らが取材したニュース、共同通信論説委員室で執筆した社説および一部の加盟社が取材したニュースなどを、加盟社である全国の新聞社とNHK、契約社である民間放送局や一部の新聞社、ネット媒体等に配信。
本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。