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【ニューヨーク共同】4日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は連日で大幅続落し、前日比2231・07ドル安の3万8314・86ドルで取引を終えた。1日の下げ幅としては、2020年3月に新型コロナウイルス禍で急落して以来、史上3番目の大きさ。トランプ米政権の相互関税に対する報復措置で、中国が米国からの輸入品に34%の関税を課すと表明。貿易対立激化に伴う世界的な景気後退への懸念から売り注文が膨らみ、ほぼ全面安の展開となった。
4日は東京市場、欧州市場も連日で主要株価指数が大幅に下落し、世界同時株安の様相を呈している。米政権が2日に相互関税を発表して以降、景気の先行き不透明感を背景に投資家のリスク回避姿勢が強まっており、株安の連鎖に歯止めがかかっていない。
4日のニューヨーク・マーカンタイル取引所の原油先物相場は大幅続落。指標の米国産標準油種(WTI)の5月渡しが前日比4・96ドル安の1バレル=61・99ドルと、終値としては2021年4月以来、約4年ぶりの安値を付けた。
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