東京外国為替市場概況・12時 ドル円、高止まり

市場概況
 2日の東京外国為替市場でドル円は高止まり。12時時点では149.79円とニューヨーク市場の終値(149.61円)と比べて18銭程度のドル高水準だった。朝方に伝えられた明朝発表予定のトランプ相互関税への懸念を後退させる報道などを手掛かりに149.95円まで強含む局面があったものの、発表を控えて上値は限定的。149円台後半での高止まりが続いた。
 植田日銀総裁は、衆院財務金融委員会での質疑応答で、トランプ政権の関税政策について「規模によって各国の貿易活動に大きな影響が及ぶ可能性」「長い目で見て不確実性が高い」などと述べた。

 ユーロ円は強含み。12時時点では161.69円とニューヨーク市場の終値(161.47円)と比べて22銭程度のユーロ高水準だった。161円台後半の高値圏での小動きが続いた。

 ユーロドルは動意薄。12時時点では1.0794ドルとニューヨーク市場の終値(1.0793ドル)と比べて0.0001ドル程度のユーロ高水準だった。トランプ関税の公表を控えて、1.07ドル台後半での小動きが続いた。

本日これまでの参考レンジ
ドル円:149.55円 - 149.95円
ユーロドル:1.0787ドル - 1.0808ドル
ユーロ円:161.38円 - 161.94円 

(山下)


OANDA CFD

Provided by
DZH Finacial Research

「投資を面白く、投資家を笑顔に」をスローガンに、株式や為替など様々な金融マーケットの情報を提供。 豊富な経験を持つエキスパートが多数在籍し、スピーディー且つオリジナルな視点からの情報をOANDA Labに配信しています。
会社名:株式会社DZHフィナンシャルリサーチ
所在地:東京都中央区明石町8番1号 聖路加タワー32階
商号等:【金融商品取引業者】投資助言業/【登録番号】関東財務局長(金商)907号


本ホームページに掲載されている事項は、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資の勧誘を目的としたものではありません。投資方針、投資タイミング等は、ご自身の責任において判断してください。本サービスの情報に基づいて行った取引のいかなる損失についても、当社は一切の責を負いかねますのでご了承ください。また、当社は、当該情報の正確性および完全性を保証または約束するものでなく、今後、予告なしに内容を変更または廃止する場合があります。なお、当該情報の欠落・誤謬等につきましてもその責を負いかねますのでご了承ください。
一覧へ戻る

ホーム » マーケットニュース » 東京外国為替市場概況・12時 ドル円、高止まり