JR西、マイナカードで学生切符

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 デジタル庁とJR西日本、大阪大などは24日、マイナンバーカードで本人確認し、スマートフォンで学生向けの割安な企画乗車券を購入するシステムの実証実験をJR大阪駅で行った。現在は大学で在学証明書を発行し、各駅の「みどりの窓口」で本人確認する必要がある。実際に導入されれば、大学や駅の窓口業務の省人化と利便性向上が期待される。

 デモンストレーションでは大阪大の学生が大学のサイトからデジタル在学証明書を取得した。JR西の電子チケット販売サイトからデジタル庁の認証アプリに移動し、マイナカードで本人確認。在学証明書と連携した後、デモのために用意した切符を取得し顔認証改札機を通過した。

 JR西はグループ共通の会員サービス「WESTER(ウェスター)」などデジタル活用に力を入れており、その一環で実証実験に応募した。2025年度中に再び大阪大と連携し、学生向け割引サービスの実証を行う予定。

 デモに立ち会った岸信千世デジタル政務官は「将来は複数の大学に拡大し、社会実装を目指す」と述べた。


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